妻が５歳になる子供を連れて家を出ていった。

きっと男がいるに違いない!!
妻の素行を調べてくれと言うことだった。

調査３日目、妻の車輌は岸壁付近の倉庫のわきに停めてあるのを発見。
車内に誰かいるのだろうか??
あたりは他の車なんて一台もいないし真っ暗である。
息をこらえ、慎重に車輌に近づく・・・車内には、空っぽ。

当然、誰かの車輌で何処かに行ったはず。
こんな場所に車輌を置くなんて、相手は男に違いないと断定。
相手の車輌を待つことにした。

それから２時間後一台の車輌がやってくる。
我々は倉庫の中でその様子を見守る。
車内の助手席からから対象者とその子供が降りてきた。
男性は車輌から買い物袋を対象者の車輌へ移し替える。
子供はもう５歳である。
かぁーちゃんがしていることが判っているはずであろう・・・

その後、妻のアパート付近へ張り込みしている調査員に男性の車輌番号を連絡。
男性と別れて５分後、妻と子供は指定の場所へ車輌を停め何事もなかったかのように部屋へ入る。

今日は、これで終わりかな??と思ったときである。。
男性車輌が低速でアパート付近を周回しはじめた。
その後、男性車輌はアパートの近辺にある空き地に停車したと、調査員から連絡有り。
私はアパートの入り口が見えるところで張り込みをしていたら男がノコノコと
部屋に入室したではないか。
私は内心、５歳の子供が一緒にいたらそんなこと・・・・は無いだろうと思っていた。

内部の様子を伺うが確かに男性・妻・子供の会話が聞こえてくる。
さらには男性と子供がテレビゲームまでしている様子。
妻が出ていって１５日目のこととは思えない。

依頼時の希望でアパートへ男が入った時には教えてくれ!!と言うことだったので
依頼者に、ご一報する。
激しい修羅場の展開であった。
終わった後は男性の口元は出血、前歯一本が無かった。ような気がする。
かぁーちゃんの上着はまっぷたつ破れ下着までが見える状態でした。

あれほど、「暴力したら取れる物(慰謝料)も取れませんから。」と話しておいたのに
どっちが先とかじゃねーべぇ!!。
その後の結果はまだ判りませんが・・・・・・・