十数年前のお話です
妻の浮気調査を開始して間もなく、依頼人の夫から電話がかかってきた
妻から妊娠をした。という知らせを受けたという
経済的にギリギリだったし、3人目はもういいかな～ということで
ｗコンドームでヤッていたので、自分の子はできないはずだ
もしかしたら、浮気相手との間にできた子ではないか??との話だった
浮気調査の結果は黒でした
依頼人は報告時に『絶対に自分の子じゃね～し』って何度も言ってました
3人目が生まれたらＤＮＡ鑑定をするとも言っていました
数年後、この依頼人から長文メールがありました
DNA鑑定の結果、自分の子供は1人目だけで
2人目も、3人目も自分の子供ではなかったとのこと
2人目の父親と、3人目の父親が違うことも妻の口から判ったそうです(-_-;)
元依頼人は、1人目を引き取って離婚したそうですが・・・

数年前のお話です
浮気調査のご依頼の際に、一昔前までは対象者の写真をお預かりしていたのですが
今やスマホの中に保存してある画像を開いていただき、スマホでカシャッです
見せていただくのは、家族写真が多いですね
両端に依頼人と対象者、その間に2人の男の子がＶサインをして並んでいましたが
パーツが違うというか、妙に似てなくて、違和感がありました
思わず、どっちが子供ですか??と聞いたら、依頼人は真顔になって話し始めました
実は、この子とこの子は兄弟ということになっているのですが
父親参観日の時に、教室に貼ってある学校行事の思い出の写真を見た時に
先生と下の子の顔がそっくりなことに気づいたんです
そこで、内緒でDNA鑑定をしたら下の子は、99.9%親子関係じゃなかったんです
それも浮気調査のキッカケです。と教えてくれました
チョット調査期間が短いかな～とも思いましたが、浮気調査の結果は白でした
依頼人は、報告時に先生の髪の毛を採取することをもくろんでましたね・・・

これら二つの事案
【自分の子供ではない!!】と法的に確定させるには
子どもが生まれたことを知ってから、１年以内に裁判所に申し出る必要があります
数年後にＤＮＡ鑑定の結果が、自分の子供じゃない。と判明しても
法律上は相続権もあることになってしまいます、実は大変なコトでゾッとする話なんです
詳しくは、ネットで調べてみてください

数ヶ月前のお話です
浮気相手だったの独身女性に「デキてたので認知してほしい」と言わたので
どうしたらいいかと、電話相談されました
ココはなんでも相談室ではないぞ!!と、思いましたが親切に答えました
『安易に認知に応じるべきではありません。
先ずは、ＤＮＡ鑑定をして自分の子供かどうかを調べてください』
もし、自分の子供だったら、身を削って考えてあげてください(-_-;)
奥さんにバレたら大変だろうけど、隠してても仕方がありません
男として、けじめをつけなきゃいけないと思います
認知しないということは、その子には戸籍上の父親が存在しないことになります
認知をすれば法的に父親であることが確定します
同時に「親の責任」が発生します
もちろん養育費などの支払いもしなければなりません
あなたが亡くなれば、その子にも財産の相続の権利があります・・・・・・
昨日、電話がかかってきました
父親ではないことが判明したそうです
相談者は大喜びでしたが、後始末ができないなら、浮気なんかすんな。と思う
喜べない私がいました(-_-;)

人間は、父親と母親から半分ずつのDNA情報を受け継いで生まれてきます
DNAは指紋のように人それぞれ異なっていて生涯変わらないそうです
一般的な検体の採取方法は、綿棒でほほの内側を擦った口腔上皮を使うそうです
一本の綿棒から100回ぐらい検査可能なDNAが抽出できるそうです
ちなみに、髪の毛でも口腔上皮と同じ精度のDNA鑑定ができるそうです

Ｐ.Ｓ
自分の子供ではなかった。という確率は疑っていた場合、2割強らしいです
疑われた子供10人のうち、3人近くは自分の子供ではない。という数字です
他人の子と知らずに育てている父親が割といるということです、コワッ(-_-;)