大学の入試活動で、子供と一緒にあっちの地域に、短期移住をしていた
コロナの影響で、青森市に戻れなくなった妻と、夫は自動的に別居生活が始まった
元々夫には、女の影があることに、気付いていた妻からすれば
今頃、浮気を満喫しているハズに違いないと、気が気じゃなかった
自宅に非通知で電話をかけてみるが、いるはずの曜日、時間帯なのに出ることがない
こうなったら『今のうちに、証拠を掴んでおこう』とあっちの探偵事務所に出向いたが
見積金額は優に100万を超えた
コロナが落ち着けば、自分でも探ることができるだろうと、一旦は諦めた

しかし、数ヶ月経ってもコロナは一向に収まらず
たま～に、繋がる夫との会話は不穏な空気が漂うばかり
『やっぱり、証拠を掴もう!!』と
藁をもすがる思いで再び探偵事務所のドアをノックした
『今、ご決断されますと、コロナ企画で、消費税はサービスいたします
調査日数は3日間で、調査料金は100万円』といわれ、二度目だったので即決依頼した

たげ(-_-;)ぼったくりじゃん(-_-;)

ならばと、さぞかし立派であろう、持参してきた報告書を見せてもらった
女と一緒に、食事をした後に、カギを開けてアパートに入る映像があった
たったのここまでは完璧だったのに、次のページをめくると
二人がどのようにして、アパートを出て行ったのか、肝心の部分が抜けていた
その後のページも、デンデンバラバラの映像ばかりで、ツーショットはもうなかった
これでは、二人が男女の関係であることは、証明できない
都合のいい時間だけを調査したような報告書であり、探偵としての大失態
ちなみに、アパートの出入りだけの動画がＳＤカードにダビングされてましたが
報告書を盛るためのお飾りで、全く価値はありません
締りの悪い、お粗末な報告書だった(-_-;)

依頼人が、弁護士さんの所に報告書を持って行っていき相談したところ
『不貞の証拠にするのには厳しい』とバッサリ言われたそうな
これだと、夫と二度と関わりません。と、サインしてもらうのが精一杯で
『慰謝料をもらうのは、厳しいでしょう』と専門家に言われ落胆したらしい

普通の探偵なら、出来上がった報告書がどのくらいの価値かわかるはずなのに
証拠が撮れなかったら、お金は返金しますと言いながら
二人で同じ部屋にいたのは、浮気に値するから証拠になります。といって
成功報酬を、ふんだくるなんて、ほんとのバカ探偵だ

『気の毒に・・それで、ちゃんとした証拠がほしくて、ココに?』
『はい。でも、また100万円と言われると、もう無理です』
『そりゃそうでしょうけど・・』
内心、どこの馬の骨かわからない探偵に100万円以上も払って、騙されて
私に、マケテほしいは、虫のいい話なんだけど・・と思いながらも
『日数は3倍、金額は半分で、どうですか?』と言ってしまう
おひとよし探偵は、こんな調子で23年続けてきたのであります(-_-;)
更にこのパターンは、他には負けらないという意地もあり頑張ってしまうんです

アパートの出入りだけを、不貞の証拠に押し上げるためには
二人っきりで、どれだけの時間を一緒に過ごしたか、証明する必要があった
そのため、朝も昼も夜も、現地で張り込みしました
運のいいことに、生活用品を買う二人の姿も撮影できました
これはアパートから徒歩で出掛けたので
張り込みをしていないと、撮れない貴重な映像でした
朝晩の冷え込みに耐えて、弁護士が唸るほどの報告書ができました
報告時『きっと、慰謝料がとれますよ』と
手渡した報告書を見ている依頼人の、めんたまは、真ん丸で嬉しかったです
今頃は、貰うものは貰って優位に離婚が成立した頃であろう

探偵の調査は、慰謝料がとれる内容の、報告書でなければ意味がありません
依頼するなら、先ずは地元に近い探偵を探してみ
地元だから安心で、安く確実に、スピーディーに
地元だから・・・。
てか、いい証拠をおさえるのには、高額な調査料金よりも
依頼人のコトをちゃんと思ってくれる、探偵魂が必要なんだと思います