浮気調査をした結果が黒だった元依頼人から電話がありました

元依頼人曰く
浮気をされた後、夫婦で協力し合って、映画や買い物、高級レストランに行ったりと
今までしたことがないくらいのコミュケをとり、いい夫婦関係を築いてきたつもりです
ただ、本当に会っていないのだろうか?
私にバレないように会ってるんじゃないだろうか?
不安や疑いがいつもどこかにありました
言っちゃいけないのに、つい女のことをチラリと言ったりして
『まだ疑っているのか??』と怒りを買っていました
私の戦いは、ずーーーっと続いていました・・・

・・・こんな風な話をしてきたので
裏切られたことによる後遺症というか、鬱状態から抜け出せないでいるというか
浮気されたことに苦しんでいる愚痴かな?と思ったのですが、話は急展開した

実は、主人と浮気相手の女との間に隠し子がいることを知りました
歳は●才で、不倫が発覚して二度と会わないことの誓約書を取り交わしたときには
お腹の中にデキていたのだと思います
学資保険の話とか、ランドセルの色の話とか
2人で預金もしているようで、400万円貯まっていて、あと100万円・・
それは私に支払う慰謝料だとショートメッセージのやり取りに残っていました
元々嘘つきな主人でしたが、ここまでの嘘をついていたとは・・・もう死にたい思いです

1回目の調査後に、3人で話し合いをした時に判ったことがありました
浮気相手の女は元カノで、主人と結婚したときもこっそりと続いていたのです
2人の不倫関係を一度は許しているので、今の状況を調べたいと相談してきました
私はそんなのにお金をかけなくても、3人で話し合えばいいじゃないですか?と答えると
どうしても、隠し子の様子と
今、2人は男女の関係にあるかどうかを知りたいとのことでした
長期調査の結果、メッセージのやり取りはありましたが接触さえしませんでした

依頼人は、調査報告書の中にある隠し子の顔を見ながら
『主人にそっくり・・・』
『私にも子どもがデキていれば・・・』
『これで不妊治療から解放される・・・』と涙をこらえながら話していました
《失敗するたびに二人の心が折れ重なった》という話をして事務所を後にしたのを憶えています

P.S 結論からいうと、日本の民法上では不妊は離婚事由には該当しませんからね