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めぎつね

2022年11月14日

記事提供 (株)MIRAI(■ユ・アイ・リサーチ■シークレット・アシスト■こころん)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

50代前半の男性から緊急を要するとの電話があり、急いでいわれた住所地に出向いた
男性は40代後半の妻と二人暮らしをしていたが
昨日、荷物をほとんど持たずに、自宅を飛び出したという
実家や友人に連絡してみたが行先は不明だった
テーブルの上には、妻が自分のコトを書き詰めた離婚届があり、とてもリアルだった

相談者は話し始めた
10年位前から、セックスレスではあったが、仲のいい夫婦だったと思います
3年前位から『子どもが就職したら、お互い好きな道を歩みましよう』的な話が
妻の口から、ちょくちょく出ていたのは事実です
ただ、子どもの就職は来年なのに、急にどうしたもんだか・・・・
すると、郵便受けに朝刊と一緒に入っていた封筒を差し出してきた
宛名も差出人も書いていない、まっさらな封筒だった
中に入っていた紙には、ど真ん中にタテに一行で
お宅の女狐は、私の夫と浮気をしています、証拠もあります
とだけ、今どき見たことのない手書きに、震えた様な文字にゾグッとしました
そう、w不倫の密告です
キツネは何かに化けて、人を騙すというイメージが強いことから
男を騙す女のことを、ののしる言葉として【女狐】と、使われているようです
手紙の中の夫は恋に落ちたのか、それとも罠にハマったのかはわかりませんが
寝とられた妻からしたら【女狐】とも呼びたくもなるでしよう

相談者が「今更ですが、うち(妻)のことを調べましたか?」と聞いてきたので
私は「どっちにしろ、守秘義務があるのでノーコメントです」と答えると
「失礼しました。ちなみに妻の浮気相手の奥さんの仕業ですかね?」と聞いてきたので
「その線は濃厚ですね」と答えた
でも、浮気を知った人物、浮気を知らせたい人物、手紙を書いた人物
手紙を入れた人物は、同一とは限らないし、関わっているのが複数人の可能性もあります
ポンと思い浮かべただけでも
■妻を妬む人、嫌いな人
妻の会社の同僚たち
妻の友人
■妻の浮気相手を妬む人、嫌いな人
妻の浮気相手の会社の同僚たち
妻の浮気相手の友人
■妻の浮気相手の配偶者
妻の浮気相手の配偶者の家族
妻の浮気相手の配偶者が依頼した仲間や探偵
これだけの人物がいますからね

いずれにしても、手紙を書いたのは、妻の浮気相手の奥さんで間違いないです
きっと、出ていく直前に何かがあり、怖くなって自宅を飛び出したのでしょう
こっちが下手に動かなくても、時が来れば知らせがくるような気がします
もう少し様子を見ましょうといって、いそいそと訪問先を後にした(-_-;)
実は、相談者の自宅に着いた途端、心当たりがありました
●年前に浮気調査をした案件で、たしかに、報告時【この、女狐】と何度も言ってました
とうとう、動き出したか~と思いながら、これが相談者への精一杯の対応でした

化ける動物といえば、ぽんぽこタヌキもおりますが【女狸に騙された】とは使いません
タヌキといえば【狸おやじ】でしょう
嘘つきでクセモノな中年以降の男性や、小太りで背の低い中年以降の男性に使います
ちなみに狐と狸を女性で使い分けるとしたら
女狐は、色気や美貌で男を翻弄するイメージ
女狸は、地位やお金で男を翻弄するイメージでしょうか

私もいい年になってきましたが、冗談でも狸おやじとは呼ばれたくないな~(-_-;)

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