40歳代の依頼人から配偶者の浮気調査の依頼を受けた
調査の結果、配偶者と不倫相手が、とある駐車場で待ち合わせをして
一台の車両に乗り込みLOVEホテルへGO
フリータイムを利用して9時～17時までたっぷり滞在した
実はこの2人、●年前にもやらかしている

●年前にｗ不倫が発覚したときに、不倫相手の配偶者も含めて4人で話し合った
2人は泣き崩れるほど反省していたので、きっと二度と起こらないだろうと信じて
誓約書などを書かずに和解をしたのに・・《えー(-_-;)探偵にしたら信じられません》

ここ最近、配偶者の様子がおかしいのでチャンスを伺っていたら
たまたま、デートの約束のやり取りが残っていた
不倫の発覚後はスマホにロックをかけるのを禁じていたので
ＬＩＮＥのやり取りは毎回消すようにしていたのでしょうと、依頼人は話す
この事実を不倫相手の配偶者に知らせようと連絡をしたら
●年前の不倫騒動が直接の原因ではないが、2年ほど前に離婚をしていて
不倫相手はフリーになっていることを知った
依頼人は1人での戦いのは厳しかなと、先ずは証拠を掴もうと当社に足を運んだ

残念なことに一度やらかした人は再発する可能性が高い
今やスマホという便利で秘密的ツールを個々に持っているので
ちょっとしたコトがきっかけで復活する可能性が高く・・・と話していると
調査報告書を見ていた依頼人の目から、涙がこぼれ落ちていました
様々な気持ちが入り混じって、頭の中が真っ白になっていたことでしょう
さすがに、二度目の裏切りは相当にショックだったようです

《今後どうするのかな??》と私が頭の中でつぶやいていると
「弁護士を使わずに自分でやってみます」と直接交渉で挑もうとしていたので
私はこのように助言した
どう考えても不倫相手のしたことは悪いに決まってます
不倫相手次第では短期間で慰謝料がとれるかもしれません、頑張ってください!!
だからといって、勤務先や自宅に突然電話をしたり出向いたり、相手が嫌がるようなコト
プライバシーが露呈してしまうコトは絶対にしないでください
・・・・・・・依頼人は「判りました」といって事務所を後にした

ひと月が経った頃に、依頼人から電話がありました
依頼人は不倫相手に慰謝料を請求する内容の通知書を郵送しました
すると、不倫相手からお金が無いからと減額要求をしてきたそうです
依頼人は早く解決をしたいという気持ちから譲歩を考えたけど
どーーしても悔しかったので、同金額で慰謝料を再請求をしたそうです
すると《今後、私がお相手します的》な通知書が代理人弁護士から来て焦ってました
さらに、探偵さんどうにかなりませんか??とのこと・・(-_-;)

自分で悪いことをしておいて弁護士に丸投げすんなよーーといつも思います
代理人弁護士は関東方面の弁護士事務所に所属していました
ホームページには、やらかした人にとって心強い文言が書かれていました
ザクッとこんな感じに
1.相手と粘り強く交渉し、誰にもばれずに減額、免除を目指します
2.あなたは相手と接する必要はなく、余計なストレスの心配もいりません
3.トラブルを解決するための過去の判例や法律の知識、交渉のテクニックなどがあります

上記の通り、過去の判例(昭和60年)をピックアップして減額してきたそうです
依頼人は、その判例と自分のトラブルは、ほとんど内容が違う!!とビックリしてました
遠方の代理人弁護士はトラブル内容をしっかり把握せずに
決まった言い回しで弁護してくるから、これで大丈夫なのかなーーと思う

似たようなトラブルだとしても、当事者の事情を考慮して結論が出されます
特殊な事情があれば慰謝の金額も大きく変わるはず・・・・
いろいろと頭の中で知っていても、探偵は代理交渉をすることは出来ません
弁護士以外は本人に代わって相手方と交渉する権限がありません
もう少し自分で反論してみるか弁護士さんに相談してください
悔しいけど、こう言うしかありません(-_-;)

復活不倫は【運命の再開】ではなく【地獄への誘い】だと思います
不倫がバレても本当は別れたくなかった。という人もいるでしょうが
復活不倫は二度とあってはならないと思います
不貞が発覚したら二度とこんなことが起きないようにするためにも
万が一起きた場合のためにも慰謝料や親権などを具体的に取り決めした
《誓約書》を残しましょう
《誓約書はお守り》みたいなものです
《誓約書》があったら大勝利だったのに残念です

P.S 浮気防止のためには会話が一番大事です

「会話不足から喧嘩になる」
↓
「積み重なってストレスがたまる」
↓
「自分のことを分かってくれる人と繋がりたい」と思ってしまうのです