今回は、相手の浮気が原因で離婚を考えている人のための話をします
離婚に勝ち負けをつけるなんて不謹慎かもしれませんが
やるなら勝ちたいものです

相手が浮気をしていたからと言って「別れましよう」といって離婚届を差し出しても
相手がハンコを押してくれなきゃ、簡単には離婚は成立しません
離婚は双方の合意があってこそ成立します
浮気をしていたからといって相手に１００％の原因があるなんてありえませんから
そう簡単に離婚できるとは限りません
「お前が・・だったから・・こうなったんだ」と何かしらの反論はしてくるものです

離婚の進み方は大きく3ステップ、ほとんどの夫婦が
①協議離婚を目指します、離婚する際に一番重要なのは話し合いです
離婚の条件なども、全て2人で決めます
この先に進めば面倒なことが多くなりますので
できる限り、この段階の話し合いで決めたいところです
2人での話し合いが無理なら、お互いに第3者をたてましよう
ただし親だけはお勧めしません
夫の親からすれば妻が最大の悪者
妻の親からすれば夫が最大の悪者
親が口出ししてくると話は余計に、こじれてしまいます
冷静な話ができない、どうしても話し合いがまとまらなければ
②調停離婚になります、この調停もあくまで話し合いになります
調停員と裁判官を間に挟んでの話し合いになります
それでも、相手が応じなければ
③裁判離婚になります。ここにくるともう話し合いではありません(-_-;)
お互いの言い分を主張しあって、判決が下ります
どんな判決が出ても、必ず従わなければなりません
１年以上長期化する可能性もあり、精神的、金銭的にも負担が大きいです

離婚に勝つためには、話し合いをこじらせないことです
つまり、言い逃れの出来ない、証拠を掴んでおくのがいいのです
とはいっても、自分で集めた証拠は
ケッテイ的な証拠にならないことが多いし、曖昧な場合もあります
やはり【鬼に金棒的な証拠】を探偵に掴んでもらったほうがいいのです
じゃ、その探偵選びはどのようにすればいいの??という話になるのですが
依頼しようとしている探偵は信頼できますか?
離婚ビジネスに、こびついている探偵ではありませんか?
離婚戦争を最後まで一緒に戦ってくれそうですか?

十数年前にプロの探偵が教える「探偵の選び方」という
本が本屋さんに並んでて、中を覗いてみると
探偵選びの最大のポイントは2つあると書いてありました
①親身になってくれる探偵を選ぶこと
②確かなスキルと豊富な経験を持つ探偵を選ぶこと
この著者がいっていることは確かだとは思うのですが
探偵だって商売なんだから、いくらでもイイ様に誤魔化すものです
一般の人がこの2点を見極めるのは、かなり難しいことだと思いました
探偵色も千差万別で、同じ調査でも、報告内容が違ってくることがよくあります
そこそこの探偵に依頼をしたからといって安心はできないのです
良い探偵に出会える方法の一つとして、私だったら
先ずは、なんらかの協会に加盟している探偵から問い合わせしてみる
創業年数が長いとか大手だからといって良い探偵とは限らない
数件電話をしてみて、自分に波長が合う探偵に依頼してください。と教えます

鬼に金棒的な証拠がアルとナイとでは、戦う上での精神は天と地の差があります
もちろんアル方が、明らかに離婚することにも自信が持てるのです
証拠がアルのに不利に進んだ方は、感情的になりすぎた可能性があります
鬼に金棒的な証拠を手にしても
感情を優先させてしまうと離婚の合意がなかなかできないものです
粛々と
相手を刺激するようなことは言わないようにする
相手の不満や恨みやグチは言わないようにする
自分が不利になるようなことは触れないようにする
そのうえで、子どもの親権、面会交流、養育費、財産分与、慰謝料
「自分の要求」を明確に伝えるようにしましよう
波長の合う探偵に出会えて、鬼に金棒的な証拠を手にすれば
離婚戦争にブレることもなく、リカツを粛々と進めるはずです

P.S 裁判所の令和2年度 司法統計によると
離婚の申し立ての動機の1位は、夫も妻も【性格が合わない】です
結婚前は、相手に対して性格が合う合うと思って結婚するハズですが
一緒に暮らすことで、思っていたことが真逆になるのは皮肉なものです(-_-;)