２２年も前、平成12年にストーカー規制法が施行されました
ストーカー規制法の目的は
■対象行為が犯罪にならないようにするため
■被害者を守るため
時代とともに犯罪行為が変化したり、凶悪化しないようにするためにも
平成25年に改正され、平成28年にも再度改正されました
ストーカー行為は深くて複雑な犯罪なのかもしれません

大きく分けて「つきまとい等」と「ストーカー行為」が規制される行為です
「つきまとい等」は、つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・みだりにうろつく等
これらの行為を繰り返して行うことが「ストーカー行為」といわれてます
被害者は、元恋人、思いを強く寄せている人、元配偶者、別居中の配偶者
といった順番に多いと思われます
偏屈な思いが満たされないことが、ストーカー行為の始まりとも言えるでしよう
つきまとい、待ち伏せ、押しかけ、うろつき等
まるで探偵のようですが私たちの場合、調査の目的があり
バレずに始まりバレずに終わっているから問題はないのです
ストーカーは偏屈な思いが溢れ出て、精神的凶器に変わるのだろう(-_-;)

《自分が良かれと思っても、相手が嫌がるコトをしたらストーカー行為》です

帰宅したときに「おかえり～」とメール送信すること
「今日の●時頃●を歩いてたよね～」と告げること
GPSをつけられている可能性があり、要チェックです
しつこく、会いたいとか付き合いたいという要求をすること
復縁のために手紙やプレゼントを送り付けること
もう気持ちに歯止めが利かなくなってますね、要注意です
乱暴な言動や行動、ビラを配ったり、誹謗中傷のメールを送ること
相手に拒否をされているのを知っていて
無言電話や連続電話をしたり、電子メールやSNS等を送ること
わいせつな写真や手紙、汚物を送りつけること
ここまでキタら、精神異常者かもしれません、超危険です

「つきまとい等」の被害を申し出ると
警察署長は加害者にやめるよう警告をすることができます
警告の方法としては
1.警察署に呼び出して、口頭もしくは文書で警告する
2.携帯電話に連絡をして、口頭で警告する
万が一警告を受けたら『絶対に関わるな!!近寄るな!!』です
警察に被害を申し出たことが、納得いかないとか、頭にきたとか
何とか自分の気持ちを伝えたくてと、近づいてしまったらアウトです
ここにきて、助け舟に乗ろうと探偵を騙すストーカーがいるんです
探偵が犯罪の助長をしてしまったら死活問題です
探偵に嘘をついて依頼したら許さんぞー!!

被害者の要望や被害状況によっては
警告無しで禁止命令が出される場合もあります
禁止命令が出ていたのにやらかして有罪になれば
2年以下の懲役刑または200万円以下の罰金
さらに重い刑罰に処されることになります
どんな理由があろうと、犯罪者になります

■ストーカー行為をしちゃうタイプ
独占欲が強い
自己愛が強い
理屈っぽい
思い込みが激しい
嫉妬、束縛が強い
友達が少ない

■ストーカー行為をされやすいタイプ
誰にでもいい顔をする
恋多き女性
押しに弱い
優柔不断
恋愛気質
同情しやすい

■別れ際に、してはいけないこと
一方的な別れ、逃げ別れ
リベンジポルノに注意
エロな画像は撮らない盗らせない送らない
別れてもいい友達で・・なんて言わない
きっぱりと、さようならという
別れたことを、面白おかしく言いふらさない

■ストーカー行為かなと思ったら
警察に相談する
相手にしない
断固拒否
NOの意思表示
周囲の多くの人に相談しておく
接触のチャンスを与えない

元彼女や元妻に別れたあとに、自然にメールや電話をしていたことが
ストーカーだと思われ、警告されたという話は少なくありません(-_-;)
ストーカー行為をしているつもりはないのに
警察に呼び出されるかもしれない
という不安は言い知れないものです・・。