今年の9月に突然、離婚話を夫から切り出された
理由は、｢1人になりたい・・｣
結婚して25年。夫婦共々49歳。子供は今年の4月で
社会人。4月から2人きりの暮らしが始まっていた

夫は、定時あがりのサラリーマンである
今年から、1円パチンコにはまっているらしく
帰宅時間は夜の11時
妻は、車を運転できないためタクシーで何度か行きつけの
パチンコ店に見に行ったら、夫の車は、ちゃんとあったらしい
日曜日は朝の8時半には自宅を出て、帰りは夜の11時
食事は自宅に帰ってきては、きちんと済ませる
最近、夫はメタボ・・太ってきたなーと感じていた

調査は本当にパチンコをしているのかしていないのか
していないとしたら、何をしているのか
調査は、仕事帰りからの尾行であった。
夕方5時、勤務後、対象者はパチンコ店へ直行
私も一緒に隣でパチンコをしていると、携帯をいじり始める
なんか落ち着かない様子
持ち玉が無くなると、すーーーっと、パチンコ店の出口へ向かう
時間は5時半。対象者ははパチンコ店の駐車場を通り抜け
小走りに住宅地へ。夫がたどり着いた先は、アパートだった

夫が部屋のドアを｢ただいまーー｣と開けると
女性の声で｢おかえりーーー｣と聞こえた
数分後、風呂場と思われる電気が点く、ボイラーがガンガン稼働する
たぶん、対象者は風呂だろう・・そしてご飯かな・・
アパートへ入室して5時間、部屋のドアが開く
｢いってらっしゃいーー｣と見送る女の声の後に夫が出てくる
そして｢いってきまーーす｣
アパートからパチンコ店の駐車場まで小走りに3分
車輌に乗り込み帰宅した

日曜日、朝8時半、夫が自宅を出る
先回りをして、女のアパート前で待機していると
パチンコ店に駐めて夫がアパートへ到着する
夫｢ただいまーー｣。女｢おかえりーー｣
結局、日中、部屋から出ることはなく
夜の10時半にアパートをでて、1000円分、パチンコ店で
遊技をして帰宅した
太った理由はどうやら二重飯だったようだ

調査は、女性の素行調査へ変更
調査の結果、女性は、35歳。25歳の時に結婚を失敗して
子供無しの独身。勤務先は、元パチンコ店の従業員だった