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鶴よし

2016年01月18日

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鶴よし

摩周から取り寄せた蕎麦の実を使用した石臼挽きの自家製粉。
しっかりとした強めのこしのある二八蕎麦で蕎麦好きをうならせる。
八戸市中心街(チーノ裏手)にあり。

店主は、東京は三鷹の桂庵で修行。
石臼挽き自家製粉、手ごね、手打ち。
落ち着いた店内で美味しい蕎麦を楽しんで頂く事。それ以外に下手なこだわりは持たないという店主ですが、そのこだわりゆえに食材選びから店造りまで、こだわりが見てとれます。
店主はパッと見、気難しそうに見えましたが^^;、話すと気さくな笑顔で丁寧に説明してくれました。

石臼挽きの自家製粉

こちら鶴よしの特徴は製粉も店内で行っており石臼挽き。回転の遅い石臼を使うと熱が出ないので蕎麦の風味や食感を残す事ができるそうです。
二八蕎麦です が、蕎麦の実の真ん中の白い部位を多めに使い、甘皮は少なめ、だからけっこう白っぽい蕎麦。
真ん中だけ使い過ぎると風味が薄くなるので比率は慎重に調整してるのだとか。
 

蕎麦をこねるとき、一般的な蕎麦よりも固めにこねているそうで、こねるのはかなり力のいる作業に見えます。こうして蕎麦の香りを残しつつ、しっかりとした強いこしのある蕎麦になるそうです。
 

鴨せいろ

一番人気という 鴨せいろ 2,000円

鶴よしでは旬ならではの美味しさを味わえる天然の真鴨を使うため、鴨せいろや鴨南蛮を出すのは毎年11月~3月末頃までとしているそうです。
この時期しか食べられないという天然の鴨せいろ・鴨南蛮は待ちかねているファンも多いとか。
鴨せいろはボリュームのある、やわらかくジューシーな鴨肉と鴨の肉団子が豊富にはいっています。
鴨肉からでた脂分が、しっかりとしたこしの強い蕎麦とよく絡む。つゆは大量のかつおぶしを使ってるそうでとても濃厚です。
とてもおいしく頂きました。
 

MEMO
鴨 には天然の真鴨(本鴨)と合鴨の2系統あります。
わかりやすく言えば真鴨は普通に空を飛んでいる天然で野生の鴨、合鴨はこう配等され飼育されている鴨で、 一般的に多く食されているのは合鴨です。
真鴨は希少性の高い高級食材なので、こちらのお店の価格にはそれなりの理由があるようです。
店主によると真鴨は合 鴨に比べて脂身が少ないため、真鴨だけだとちょっと物足りないところがある為、団子状にしているほうは合鴨を使用し、鴨肉は真鴨を使用する事で程よい脂身 と濃厚な味を出しているそうです。
普通に食べてたらそんな事全然わからないですね。
細かい知識はどうでもいいから美味しく食べればそれでいいの、という店 主の言葉でしたが、こうした違いを意識して食べてみるのもおもしろいかもしれません。

鴨南蛮

鴨南蛮 2,000円
鶴よしでは、より蕎麦の美味しさを楽しんで頂きたいと、温かいそばより冷たい蕎麦をおすすめしているそうです。
とは言っても寒い時期は温かい蕎麦も食べたくなるもの。鴨南蛮(温かい鴨ネギ蕎麦)も頂きました。
こしの強いそばなので、温かいつゆに入っても、フニャフニャにならずにこしが保たれて食感を楽しめます。こちらも真鴨の旨味が凝縮されたつゆが美味しいです。
 

一品料理も種類豊富

一品料理も種類豊富にあり、夜はお酒と共に料理と蕎麦を楽しむ方々が多いそうです。
 

鶴よし

一見すると入るのを躊躇する方もいそうな門構えですが、気軽に蕎麦を楽しめるお店です。

カウンターと、小上がりの個室もあるのでお一人から宴会、接待等にもよく利用されるのと、観光の方も増えているとか。
 

切子グラス

キレイなうつわも楽しみながら頂くとより美味しくなります。グラスも種類があるようですが、こちらの切子グラス、かなり良い物使ってると思います。

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