朝の4時に中高年男性からフリーダイヤルで電話がかかってきた
開口一番
『おいこら～っ、俺を調べてるだろ』
『●●から頼まれてるんだろ、ん?』
巻き舌というか、ろれつが回らない言い方を耳にして
瞬時に面倒な人に絡まれたなーー(-_-;)と思いました
「お答えできません」の一点張りで対応してましたが・・

確信を持ち「自分のことを調べただろう」という文句や問い合わせの電話
事務所への来訪、怒鳴り込みはあります
命の危険も感じたこともありました

調査報告書の表紙には当社の名前がビシッと明記されています
バレる経緯は依頼人が調査報告書を対象者に見せることで発覚します
コトが進めば弁護士さんの所に持っていくだろうし
裁判になれば調査をした探偵社名と調査責任者くらいは必須です
最期まで隠密でいたいところですが残念ながらバレるときはバレてしまうのです

調査をしたことが逆恨みされると面倒になります
事務所の窓ガラスを割られたときもありました
鍵穴に強力接着剤を詰め込まれたときもありました
調査車両を蹴られて凹まされた時もありました
どの犯行も私が仕掛けた偽装カメラに映っていて犯人も判っていましたが
面倒なことになるのが嫌なので未だに見逃したままです
その他、ちょこちょこあるのが非通知の無言電話なのですが
これも逆恨みかなと思っています、つまらぬ嫌がらせは止めてくださいね

逆恨みは探偵業のリスクだと思っているので、できるだけ我慢してますが
依頼人からの委託があって依頼人の代理として調査をしているだけ
犯罪を犯した人が警察に逮捕されても警察を恨むことはないでしょ(-_-;)

また近年『勝手に調べた探偵を訴える!!』と口にしてくる方が増えてきましたが
公安委員会に届出をして、探偵業法に沿って調査業務を行っている
探偵を訴えることはできません
探偵業法に基づいた調査であり、依頼人の目的を果たすための調査であり
依頼人と対象者の関係を明確に調査をしていれば合法的な調査とみなされます
個人情報も調べるだけなら問題ありませんし
探偵が知ってしまったことを誰にも言わなきゃ個人情報の侵害にもなりません

決着をつけるためには証拠が無いと駄目な社会です
探偵の存在をご理解下さい
てか、どんな理由があろうと民事的に悪いことを(浮気)したくせに
よくぞ訴える!!と言えるものだな～と感心します

・・あ、そうそう、中高年男性との電話は
1時間ほどやり取りした頃に『今から警察に来い!!』と言って電話を切られたので
滅多にないことですが、後のトラブル防止のためにも警察に説明をしてきました
しかし、ホッとして帰ろうと駐車場に向かう途中に再び携帯が鳴りました(-_-;)
開口一番
『お前、何処にいる?』と聞いてきたので
『警察ですが・・』と答えると
『じゃ、出してみろ!!』と言ってきたので
対応してくれていた警察の方に携帯を差し伸べると、しっかりと対応をしてくれました
毅然とした対応は流石だなーと思いました、ありがとうございます

時計を見たら6時でした
面倒な人というより病的な被害妄想だったので余計に疲れました

中高年男性を逆撫でしないように
昔、営業マンやってた時のクレーム処理を思い出して対応してました
言い訳はしません
話は遮りません
反省の色が見えない態度はとりません
なんで知らない人を相手に神経を使わなきゃならんのだ(-_-;)
同じ質問に同じ答えの繰り返し
国会議員の答弁かよ。とも思っちゃいました
今でも2時間返せ～と時間泥棒へ言いたいほどです