離婚が増加した理由は、たくさんありますが
理由の一つとして、考えられるのは、女性の社会進出です
浮気調査を依頼する女性のほとんどが
何らかの形で仕事をしているから
生活は、苦しくなるだろうけど
離婚してもなんとか生きていくことができる

最近は「今の生活に満足できなければ離婚すればいいや」とか
「離婚しても何とかなるだろう」などと
見切りの良すぎる考え方の人が増えました
この考え方は、男性よりも女性に多い気がします

昔は離婚をすると出世に悪影響するとか
世間体が悪くなるからといって
家庭内別居が続いたり仮面夫婦であったり
離婚を我慢する夫婦が多くあったけど
そんな考えは、ほとんどなくなり、今や離婚大国です
最近では、50歳代の浮気調査も増えてきて
結婚20年を超す「熟年離婚」も少なくありません

浮気が発覚し、慰謝料を請求するとなると
相場は一般的に、30万円～300万円といわれていますが
今どきの女性は
「慰謝料なんか、いらない。さっさと別れてほしい」とか
「親権をくれれば、何もいらない。さっさと別れてほしい」
と、あっさりバッサリなんです(-_-;)

逆に、グチグチしちゃうのが男性側です
女性の浮気調査は、別れること。を、目的としますが
男性は妻や妻の浮気相手から慰謝料がどのくらいとれるか
を、特に聞いてきます
慰謝料とは精神的な苦痛に対して支払われる金額です
明確な基準はなく、ケースバイケースなのです

浮気後、夫婦関係を継続する場合、30万円～100万円
浮気が原因で別居に至った場合、100万円～200万円
離婚に至った場合は200万円～300万円くらいといわれてます

慰謝料の増減については

■夫婦の婚姻期間が長いほど増額になりがちです
■夫婦円満であった場合は増額になる場合があります
■セックスレスの原因が自分自身にある場合は
減額される傾向にあります
■長期にわたり浮気されているほうが増額となります
■夫婦間に子どもがいる場合、精神的なダメージも
大きいということで増額されます
■浮気相手との子どもの妊娠は極めて大きなショックなので
かなり増額となります
■既婚者と知らなかった場合、減額の可能性があります
ちなみに、妻が既婚者だと、騙していた場合、取れません
■浮気が発覚しても否認または無視を続けるケースは
心を踏みにじったと判断され増額となる場合があります
■一度は許し、二度としないと誓約書を交わしていたのに
再び浮気をした場合は悪質なので、増額となります
■うつ病などの診断書があると増額となる可能性があります
■社会的制裁を(職場を辞めた)受けたりする場合は
減額されることがあります
■収入や資産が高い場合は、増額となることが考えられます

このほかにもさまざまありますが、要するに
慰謝料は「受けたダメージ」によって変わる

「マジ辛かったじゃ～」と主張するだけで慰謝料は貰えません
証拠が必要となります
個人的に証拠を集めることは難しいし
どのような証拠を集めればよいのか、わからないと思います
すべてにおいて、損をしないためにも
一旦、弁護士さんにも、相談することをお勧めします

妻が浮気したときの言い訳(理由)が
夫の過去の暴力やそこそこのモラハラです
それが理由で、心のよりどころ(浮気相手)が、できたとなれば
「過失相殺」の考え方が浮上してきます
同等の破綻理由が存在すると認められた時は
慰謝料がゼロになってしまうこともあります
ですから、私は暴力の有無、モラハラの有無を
聞いてから、慎重に浮気調査を受けるようにしています

【実は2年前に一度だけ叩いたことがあるんだけど
2年前のことなんて、今更、言い出さないだろう・・・】
その考えはあまいのです
当時の診断書もあれば、メモもあったり、音声記録もある
最近のモラハラの会話音声もあります。という妻がいました

浮気する理由は必ずあるということは
浮気される過失は必ずあるのです(-_-;)
慰謝料をたくさんとろう。と思って依頼するのではなく
《真実を知りたい》という理由の方が好ましいと思います

調査の際は(一社)東北調査業協会の会員へご相談ください