依頼人は4●歳で×イチで同じ会社の
男性2●歳と付き合っていた
歳が離れ過ぎていたので
当初は、ちょっとした遊びのつもりだったが
だんだんと深く愛し合うようになった
「いつかは結婚してほしい」とまで
言われるようになった頃、アパートへ転がり込んできた

タバコも酒もやらないしっかり者だったが
玉にキズなのが、ギャンブル好きだった事
軍資金が必要な時はお金を貸していた
付き合って1年が経つ頃には貸し金が
100万円を超えたのでパソコンで借用書を作り
シブシブ彼に書いてもらった
それでも別れるのは嫌だったので貸し続けた
付き合って2年半、コツコツ貯めたお金に
底がつき始める頃に、やっと(遅)
【馬鹿なコトしてるかなー】と気が付きはじめた
【貸せるお金はもうない】という話をしたら
翌日にはアパートを出ていってしまい
彼が会社を退職してからは音信不通になった
ひも君だったのですね・・・(悲)
2年半でコノ関係は終わり、貸し金は225万円
もちろん、1円も返してもらっていない
借用書は2枚で、200万円分ある
彼は実家暮らしのはず(車があったので)なので
給料の差し押さえをしたいという依頼があった

今回は、借用書があるだけでも上等です
先ずは、一般的な書面(自分で作成した)の場合は
裁判等の手続きをして勝訴判決を得ること
その後、勤務先を調べて差し押さえ手続きをする

調べてガッポリ頂くぞーーというのは無理ですよ
生活保障という観点で、賃金から
給与所得税の源泉徴収・地方税・社会保険料を
控除した後の手取金を基準に計算するとされています
手取金が多くなれば差し押さえ金額も多くなります
請求債権額まで毎月継続して回収することができるのだ
ここ↑は、ネットや法のプロに聞いてください

ところがドッコイ
勤務先調べをされるような男は無職が多いのです
無職だと、差し押さえはできません
職場を転々する人も多く、調査を3回もした人もいます
差し押さえの手続きをすれば会社にバレてしまいますので
名誉毀損だとか恥をかいたと文句を言ってくる
不届き者や突然退職する人もいます
これじゃ調査が台無しですね

同様に養育費や慰謝料のを支払いが滞った場合も
勤務先調査の依頼が多くあります
話し合いでの離婚の際に、取り決めた内容を作成し
ハンコを捺したらハイオッケーでは駄目ですよ
公証人役場へ出向いて公正証書を作成しましょう
「不払いになったら、強制執行をしてもよい」
という旨の記載は絶対必要となります
モチロン、口約束は禁物です
最近多いのがメールでの約束はどうなの？と
質問がありますが、これも無効ですご注意ください

今回のひも君はめでたく有職者であることが判明した
きちんと、対応してくれることを願うばかりです(頼)