数日前に「初恋の人に会いたい」と、人探しの電話相談がありました
初恋は、人生に大きな影響を与えた忘れられない思い出の1つですね
こんな学生時代の初恋の人を探したいという相談は結構あります
探す目的はだいたいこんな感じです
■今の姿を見てみたい
■元気で暮らしているかどうか知りたい
■好きだった思いを伝えたい
■当時の思い出話をしてみたい
電話の相談者は「連絡を絶やすべきではなかった」
「このままだと死んでも死にきれない」と後悔していましたが
結婚して苗字が変わっていると思われること
その他の情報が無さ過ぎたことから、人探し調査はお断りしました(-_-;)
思い出の人を探したい
初恋の人を探したい
お世話になった恩師や先輩を探したい
旅先で出会った人を探したい
【あの人を探したい】となれば、まず最初に思い浮かべるのはSNSですね
名前や住まいや出身校などの条件を絞り込んで検索して
うまくいけばSNSであの人を探し出すことができるかもしれません
電話の相談者もSNSで検索したようですが、かすりもしなかったようです
SNSの種類を全世界でのユーザー数の多い順位で並べると
1・交流系日記型のFacebookは、27億4000万人
2・動画投稿型のYouTubeは、20億人
3・写真投稿型のInstagramは、10億人
4・交流系拡散型のTwitterは、3億3,000万人
5・メッセージチャット型のLINEは、1億6,700万人とありました
これを見るだけで、時代が変わったんだな~と、つくづく思う
※上記資料は下記のアドレスから抜粋させていただきました
【
https://growthseed.jp/experts/sns/number-of-users/】
探偵は人探し調査の依頼を受けたときもそうですが
浮気調査をした際に、浮気相手の素性などを本格的に調べる前に
先ずは、パソコンの前に座りこみ、黙々とSNSで検索するはずです
その理由として、時間や費用をかけなくても
個人情報がペロリと出てくる場合があるからです
探偵目線からも、特に写真や動画の投稿は注意が必要です
SNSの投稿写真から個人情報が特定されてしまう恐れがあるからです
探偵である私は、二階の部屋から雨上がりに虹がかかった投稿写真と
それまでの投稿内容と照らし合わせて、住所を特定したことがあります
また、アパートの玄関先で、野良猫にエサを与えている投稿写真から
アパートの部屋番号と人物像を特定したこともあります
SNSをこんな形で利用しているのかと、ゾッとするだろうが
探偵は個人情報を悪用することはありませんのでご安心ください
近年の犯罪の話になりますが
狙いやすそうな自宅を、わざわざ現地まで足を運ぶこともなく
Googleのストリートビューで確認して、自宅周辺の状況を確認する
また、狙った人のFacebookやTwitterのSNSのアカウントを見て
「その日は留守である」という情報を把握して空き巣の犯行に及ぶらしい
SNSは「コミケを楽しめる」「情報収集が容易」という
メリットがある一方で、何かしらのトラブルに遭うことがあります
SNSはおっぴろげに利用すると、プライバシーの侵害や
性犯罪者に目を付けられたり、なりすまし犯罪や
デジタルストーキングの被害に遭う可能性もありますのでご注意ください
P・S『鍵の写真を送るだけで合鍵が作れるサービスがあるので
鍵の写真はSNSで投稿しないようにしましょう』とネットにありましたが
本当だとしたら、とんでもない時代が来たものですね・・・