行方不明者とは
本人の意思により、又は保護者などの承諾がないのに
住居地を離れ、その所在が明らかでない人のことをいう

以下、警察庁のまとめをインターネットから抜粋しました
２０２０年に警察に届け出があった行方不明者は
前年比９９１１人減の７万７０２２人で、統計のある１９５６年以降で最少となった
これはコロナの感染拡大による外出自粛などが影響してて
放浪癖・家庭内不和・職業関係といった不明者が減少したためとみらている
認知症の不明者は１万７５６５人で、８年連続の増加
年代別では、２０代が１万４５１６人、１０代が１万２８６０人
８０歳以上が１万２４０３人、９歳以下は１０５５人もいたそうです

警察は優先順位をつけて、行方不明者を捜索しています
事件や事故に遭遇しているおそれのある人
自殺するおそれのある人、認知症が原因で帰宅できない人は
特異行方不明者として、いち早く捜索を開始します
痴情のもつれで連絡が取れない人や
私欲が絡む人の捜索はしてくれません
ちなみに失踪した人から警察に対して
捜索願の「不受理届」が出されていた場合は
警察は捜索願を受理することができません
これは本人が「探さないでくれ!!」という意思を警察に示すもので
本人の意思を尊重しなければならないからです

警察は民事に介入できませんので
事件性が高くなければ、行方不明者届を受け付けません
家庭内不和が原因で家出をした場合は、探偵に依頼してくることがあります
数日前にも、放浪癖のある家出人調査の相談がありました
開口一番に「スマホの電波でパパっと探せないものか??」と聞かれたが
それらの情報を知っているのは、事業者のみです
探偵が事業者から情報を得られるはずがありません、悪しからず(-_-;)

家出に第三者が関与している場合は、探し出せないことが多いものです
家出の場合の大半が、1週間以内に帰宅するというデータがあります
相談者の場合、音信不通になり5日が経っていましたので
私はこう話しました『あと二日後にお電話ください!!』と
そしたら翌日に電話がかかってきて
「突然●が帰ってきました♪ありがとうございました」と

わたしはこう答えました
家出は、その家が安らげる場所に感じられなくなるからです
不用意な言動はせずに、相手から話してくるのをじっくりと待つこと
すでに頑張っている人に対し、頑張れと追い詰めるのは酷なもの
アドバイスや応援など要りませんよ～今は聞き役に徹してください。と

よくあるんです。依頼された途端に帰ってくることが・・不思議です