後ろ指をさされるとわかっていても、やめられない不毛な関係
探偵をやっていると、さまざまな不倫カップルに出会うことがある
今回は歳の差不倫の話です

依頼人の妻は50歳代半ば、対象者の夫は50歳代後半で、ちょいとお偉いさん
対象者の勤務地には40歳代、30歳代、20歳代、合わせて5人の女性がいるが
不倫相手はそのうちの1人だというが
どの女性だとしても、ひとまわり以上の歳の差不倫だ
夫は勤務先では強面でとおっていますが、実は超甘えん坊です
私はニャンニャン言葉は、とても嫌だったのでやめてもらったことがあるのですが
不倫相手とは『嬉しいニヤー』『●子、可愛いニャー』とLINEしているみたいです

10年位前から、夫はEDかもしれないと悩んでいて、その頃からセックスレスのままですが
不倫相手とのLINEのやり取りでの
『●子のおかげで、男の自信を取り戻せたんだよ』
という言葉に危機感を抱いていた
EDの人が、男としての自信を取り戻すことはあるのでしょうか??
と不安な顔をして聞いてきたので
メンタルやストレスが原因となる【心因性のED】だったら
なんらかのキッカケで治ることがあると、泌尿器科のdoctorから聞いたことがあります
旦那さんの気持ちに何かあったんじゃないでしょうか??と答えてみると
どっち道、私ずっと専業主婦をしてきたので、ここにきての離婚は絶対に嫌です
不倫女性を突き止めて証拠を掴んだとしても
公にしなくても別れてほしいと願っています。と話していたが・・・どうなる?

下見調査の段階で対象者の使用車両の隣に、いつも同じ車両があることに気が付いた
怪しいと思ったので、翌朝、その使用者を撮影しようと張り込んだ
私は20歳代女性は調査線上からはじいていた、幼過ぎたからだ
不倫には歳の差なんて関係ないといいますが
30の歳の差ともなりますと、親子の年の差、私のハートは耐えられません(-_-;)
万が一、万が一、付き合ったとしても
『お父さんに監視されているみたいで嫌!!』と言われるのがオチ
『自分の生き方は自分で決めるね』なーーんて言われて終わります

こんな風に考えながらも調査開始

仕事が終わり、とある駐車場で待ち合わせ
対象者の夫が隣に来た車の助手席に乗り込むと
ずーーーっとニコニコ、時には大爆笑をしていた
お相手は、まさかの幼顔の20歳代女性だった(-_-;)
歳が離れていれば「そんなの知らない」と言われ、ガッカリな展開になるものだが
ジェネレーションギャップを楽しむのもアリなのかなーと思いながら撮影をしていた
どうかプラトニックであってくれと願う私もいたのだが
1時間ほどして、ハグをしてキスを交わして、その場を後にした、キスするんか!!
価値観の違いを楽しむのはいいですが
親子にしか見えなかったのがなんとも言えません・・

そして昨日、私たちの時代で言う『ドライブデート』で調査の幕を閉じた
●岡までドライブ、ショッピングをして、食事をして、LOVEホテルへGO
私の願いは叶いませんでした
思いっきり甘えるのは、歳の差不倫の醍醐味ともいえるんでしょうが
尾行中の後姿のイチャイチャ感は激しかったな～
尾行しながら私は思った《今回の妻はヤバい》と
応援したいのはやまやまだが、夫の引き戻しは厳しいものがあると
ビビビッときてしまったのは事実だ(-_-;)

今から調査報告書を作成します
息子より不倫相手の女性が年下、残された家族の悲痛も大きい
特殊な不倫の場合は、特にこの先どうなるんだろうと心配しながら

P.S 愛情表現は挿入することだけじゃありません
お互いが理解し合う事です