例えば、あなたがＡさんと不貞行為をした場合
Ａさんの配偶者からしてみれば、あなたは目の敵である
Ａさんは、憎い気持ちを静めるために
あなたに慰謝料の請求をすることになります
あなたにそれらの内容を伝えるためには
内容証明を送ることになるのですが
あなたの氏名と住所がわからないと、送れませんので
あなたの氏名と住所を調べることになります

あなたを調べるための助っ人として
今は、ほとんどなくなったが
昔は「データ屋」と称する裏稼業の人が
探偵に営業をかけてくるのが常でした

■氏名住所から住民票
■携帯番号から名前と住所の割り出し
■軽自動車のナンバーから所有者の割り出し
■氏名と住所から銀行口座の残高
■氏名と生年月日から逮捕履歴や前科歴
などなど、今は法令順守上、不可能な調査です

手元に内容証明が届きますと
「住所を勝手に調べやがって・・プライバシーの侵害で訴えるぞ！」
などと反応してくる人がいますがこの言動は間違いですが
気づいた人いらっしゃいますか??

氏名、住所、生年月日など、個人を特定する情報は
プライバシーではなく「個人情報」です
「プライバシー」は、私生活や個人の秘密のことです
他人から干渉、侵害をうけない権利
最近では自己情報をコントロールできる権利
という意味も加えられるようになってきました

調査費用が軽減されたから
今回の調査は依頼人にとってもラッキーでした
対象者の、とあるキーワードをいれたらFacebookで
個人情報もプライベートもわんさか出てきました
氏名、生年月日、職業の他に大好きな色と趣味
兄妹、両親、実家までが判明した
「個人情報」も「プライバシー」も
ネット上で独り歩きしているのが現状です
何かあっても、法律が守ってくれる。という安心感は無しです(-_-;)

個人情報保護法が規定するものに
【個人情報の収集にあたっては○○の目的のみに利用します】
といった文言が「個人情報の利用目的通知」にあたります

探偵稼業は依頼人の●●様から夫の浮気調査を依頼されたので
『今からあなたを調べますのでご了承ください』
などと同意を得るわけにはいきません(-_-;)

ですから民法上の法を犯した人は
探偵に、こっそりと調べられることを覚悟しておきましよう
氏名と住所調べまでは、ご理解ください
不倫中の映像は、理由があって撮影しているわけですから
違法性はありません

調査によって集めた情報は、依頼人の間でしか共有されません
調査が終わりますとデータはすべて破棄されます
探偵にも守秘義務がありますので
ご安心ください(*^^)v