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隣人トラブル

2023年10月16日

記事提供 (株)MIRAI(■ユ・アイ・リサーチ■シークレット・アシスト■こころん)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

犯人は隣人の●●だ!!
被害は小さいが毎日のように嫌がらせをしてくるので困っていると
60過ぎの女性から朝早くに電話の相談がありました
私が思うには記憶が曖昧なために起こっている被害である
わかりやすく言えばA地点からB地点にモノを動かしているのは
自分自身なのに隣人のせいにするというボケ妄想です

このような話をしてくる方には「警察に相談しましたか?」と必ず聞きますが
ほとんどの方は「相談したけど相手にしてくれない」という答えが返ってきます
ボケ妄想の被害は犯罪的被害ではありませんから
警察はどうしてもそのような対応になってしまいます
一般の方がそれらの話を聞いてもキテルな~って感じの内容ですから
家族でさえ相手にしなくなります
警察も家族も相手にしてくれなくなると
最後の砦だとか言って探偵に相談をしてきます
しかし、警察が扱ってくれないものは探偵が調査をしても解決しません
どうしても探偵に調査を依頼をするのであれば
家族か身内の方が付き添っていただきたい
調査終了後は調査の結果を真摯に受けとめて
家族ぐるみで前進してもらいたいものです
いくらお金をかけても自分の思い通りの結果にはなりませんので
別の探偵に依頼するのは避けてください

このようなボケ妄想の被害は圧倒的に女性の方に多いですが
数日前に珍しく高齢男性から電話相談がありました
「モノを盗む3軒隣の犯人の姿がカメラに映らない・・。」と
透明人間じゃないんだからさ(-_-;)
これだけでも変な話ですがボケ妄想が強い方の話はとにかく変なのです

この方にも「警察に相談しましたか?」と聞きましたら
「何回も相談したけど、ちっとも役にただねじゃ~」と言ってました
見た目カメラだと判らない偽装カメラを設置したいとのことだった
翌日、自宅に出向き一通り被害状況を聞いた上で
「玄関にはコレ、居間にはコレを一週間仕掛けてみたらどうですか?」と提案すると
「それでナンボすんのよ?」と聞かれたので
「〇万円です」と答えると
「ゆうべも兄に30万円やられでよ、金がねーすけ、まだな」と言われました
40分もかけて来たのに(-_-;)
本来だったら腹の立つパターンですが
私が歳をとったせいもあるでしょう、これくらいでは腹が立たなくなりました
ただ、私があとジュウ歳をとったときに
こんな風になってなきゃいいなと思いながら仕事をするようになりました

この探偵日誌を執筆中に事務所のドアをトントンする音がしました
ドアを開けると、そこには親子らしき二人が立っていました
「あの~今朝電話したものですが・・・」
親子で事務所にきてくれるのはとても安心します
高齢者はこうやって家族に守られてほしいものです
警察の方々へお願いいたします
ボケ妄想被害だとしても、それが大事件に発展することもあります
「またあの人か・・・」と
軽視することなくお話を聞いてあげてください

P.S《精神保健福祉法第22条》
精神障害者又はその疑いのある者を知った者は
誰でもその者について指定医の診察及び必要な保護を
都道府県知事に申請することができます。
つまり《隣人の妄想癖により危害を加えられる恐れがある場合》は
誰でも隣人の「診察および保護」の申請をすることができます。
申請書は保健所に提出します。
申請を受けた保健所は人権に十分配慮しながら対象者や家族等への事前調査や
精神保健指定医の診察を経て措置入院の決定の判断を行います。

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