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秘密ネタ

2021年03月22日

記事提供 (株)MIRAI(■ユ・アイ・リサーチ■シークレット・アシスト■こころん)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

美人局(つつもたせ)とは、男女が共謀し行う恐喝または詐欺行為である
妻が「カモ」になる男性を誘って姦通し
行為の最中または終わった途端に夫が現れて
妻と関係したことに因縁をつけ、法外な金銭を脅し取ることである
また、妻でない女性で同等行為に至った場合でも類推されると掲載されている
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋した

十何年前だっけかな、こんな電話がかかってきたことがある
ラブホテルでシャワーを浴びて、ベットに入ろうとしたときに
女のスマホが鳴り「あなたに電話よ」と言われたので、でてみると
お~い!俺の女に何してくれてんだ~と怒鳴る声がした
ただ事じゃないことが起きそうだと思ったので
下にバスタオルを巻いたまま、ホテルを飛び出して●●に隠れてます
だからすぐに助けにきてください!!

私は、そこから警察が近いんだから逃げ込んだほうが早いですよ。と
答えて、電話を切ったことがあります
正直、事件に巻き込まれたくなかったです(-_-;)
こんな感じで、すぐに強面の男が出てきて金を巻き上げる
こんな手口はもう古いんです
今や、手が込んでいて、オレオレ詐欺にもあるように「劇場型」に変わった

大きめの会社の役員さん50代が、青ざめた顔で事務所にきたことがある
役員さんは東北の都への出張が多く、スナックで30代の女性と知り合った
出張するたびに、そこのスナックへ行っては女性を指名した
初めの頃は、アフターで食事をするだけの関係だったが
ますます、女性に好かれていき、朝まで共にする関係になった
女性からは、夫がいるような話を聞かされていたが
夫よりも自分の方を好きだと言ってくれていたようだ
もちろんこれはw不倫、いけない関係だとは理解していた
ここまでは、良ーくある話です、バレないようにしましょう

●カ月が過ぎた頃、会社へ女性の夫と名乗る男性から
「うちの妻と不倫してますよね・・。」と冷静な口調で電話がかかってきた
そして「最後はお金で解決するしかないでしよう。」とたたみかけてきた
役員さんは、直ぐに女性に電話をしてみると
「夫が探偵に依頼したみたいで・・もう連絡してこないで」といって
一切、連絡がとれなくなった
役員さんは、会社にも、妻にも、子供たちにも、バレれたくない
知れたら、ただごとでは済まないと、うなだれていた
ここまでは、たまーにある話です、気を付けましよう

わらにもすがる思いで、私のもとを訪れ、1時間ほど話を聞いたが
序盤から「美人局(つつもたせ)」と断定していた私は
役員さん、依頼する必要は全くありません(*^^)v
男が本当に女性の夫だったら、法的に慰謝料を請求してくるでしよう?
先ずは探偵の調査報告書を見せてもらったらどうですか?
これで、終わってほしいと、お金なんか振り込んだりしたら
相手の思うツボです【絶対に応じてはならない】というのが鉄則
そんな輩は、どんなに苦しもうが、家庭崩壊しようが、容赦はしない
こんな恐喝から、命とりになってしまうことだってある

これは恐喝という犯罪、警察にいってください。と、きっぱり伝えた

警察にお世話になることで、会社や妻にバレないだろうか??
という不安が大きいようですが
誰が誰と不倫しようが、警察は知ったことではない
私の経験からすると皆無です!

役員さんは数日後、警察へ行き被害届が受理された
おかげさまで事なきを得たと、茶菓子をもって事務所に来てくれた
私は、くれぐれも襟を正してください・・。と再忠告をした
この日から数カ月後、二人が夫婦だったというのは嘘
探偵に依頼したことも嘘、探偵からの忠告の電話はニセ探偵
男女二人とニセ探偵は美人局詐欺の常習犯だったという知らせがあった・・

【秘密ネタ】を利用して金を要求してくるのは、ほとんどが恐喝です
何よりも、自分自身が秘密ネタを作らないのが一番でしょうね(-_-;)

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