夫40歳の浮気調査の依頼があった。依頼人は45歳の妻
半年前から夫の様子がおかしくなった
疑いをかけると、｢パチンコをしてた。｣の一点張り
怪しいと思ったのは、洗濯に出されるパンツである
週に3度は、ガビガビの時があるそうだ(-_-)

調査開始!!
仕事の帰り夫は、パチンコ店へ直行し遊技を始める
しばらくすると、隣りに同年代の女性が座り遊技をはじめた
時折、話をしながら遊技をする。よくあるパチ友かな・・
1時間ほど経ち、当たりがこない夫は、パチンコ店を出て
車輌に乗りこみ、パチンコ店の駐車場の隅っこに移動した
すると、先ほどまで隣で遊技していた女性が
テクテク歩きスライドドアを開けて乗りこんだ
車輌は民家の方へ向いて駐まってるので中の様子がわからず
正面へ回り込む。運転席、助手席にも人影は見えない
カーテンで仕切られている後部座席にいるのは間違いない
サイドもバックもカーテンで見えず・・・
遊技ではなく【遊戯中】絶対にたわむれてるでしょ・・
これじゃ、赤外線撮影もお手上げ(T_T)

みなさん浮気とか不倫とかよく言いますが
日本における民法上では、【不貞行為】と表現しています
これは、【貞操義務の不履行】を意味します
判例では、不貞行為とは男女間の性交渉であり、
性交渉を伴わない男女の密会等は不貞行為に該当しません
また、離婚事由となるためには
一回だけではない【反復】した不貞行為が必要とされます
裁判で離婚について争うことになった場合、訴える側には
立証責任があるので、不貞行為を行った相手の
不貞の事実を立証しなければなりません
裁判所が、不貞行為であると認定する際に重要になるのが
「性行為の存在を確認ないし、推測できる証拠」となります
これがあれば慰謝料請求や、財産分与の際有利となります
是非、押さえておきたいものです

と、言うことで、見えないのなら、【聞く・録る】しかない
たまたま、スペアキーがあるということで
依頼人立ち会いの下、盗聴器を仕掛けた
数日間の調査で、あれやこれやの、生ちぃ音声記録に成功
お互いの名前を呼び合うシーンもあったので
【この声は俺じゃない】とは言わせません
映像と、音声の合わせ技証拠を3回確保。立証が出来ました

報告時、依頼人がスペアキーを持って
【生のＨ現場を押さえたい】と強く要望してましたが
どんな修羅場があるか判らないので
その手法はお蔵入りにしときました(^^;)