コロナは特別の病気と思っている方がおりますが、症状を聞いていると一般の風邪と変わりありません。 漢方では病気を6段階で見ていく六経分類があります。 最初は太陽病といって体の表面の部位に病変が起こる状態、頭が痛くなったり背中がぞわぞわ寒気がしたりといった感じです。 続いておこる少陽病は表面より少し内側に口が苦かったり食欲がなくなったりします。 病気はできるだけ早いうちに処置するに越したことありません。 身体に異物(菌やウイルス)が入り込むとT細胞B細胞、マクロファージなどの免疫が働きます 熱が出るということはそのウイルスと戦っている証拠なのでむやみにすぐ解熱してはいけません 解熱剤を使うときは、全然水が飲めない、食べれないという体が衰弱しているときに使うものです。 37度5分だから安易に使うのはお勧めできません。 身体を温かくしてゆっくりと体を休めて自分の持っている免疫に身をゆだねることです。 老人の方、体が弱い方は主治医とよく相談のうえで判断した方がいいと思います。
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