42の言うように資格が無い者は作業をしてはならない、というものがある。 例えば14に書かれた中の酸欠作業はガスタンク内の修理に従事する場合等に必須になる。 金属が腐食する際、酸素を消費してしまうので、酸素濃度を測定する事から作業を始めるんだよ。 測定方法を知らなければ低酸素のタンク内に入る事になる。 ガスタンクに限らず、酸素濃度の低い場所は危険箇所だからな。 場合によっては無酸素空気となっている事も可能としてある。 大気中、つまり今生活している空間は酸素濃度が20.9%だが、無酸素空気を一息吸っただけで人間は意識を失う。 このメカニズムを書くとまた、長い!と言われるだろうが、要するに脳味噌内の酸素が一瞬で失われる。 会社の従業員がこうして亡くなった場合、どこに責任があるのか、どうすれば不幸な事故を少なくしていけるのか。 人ひとり亡くなれば家族だって悲しむ。 だから細かく資格があるんだ。 なぜ資格を持っている人に対して、それを持っていない者がマウント取ろうとするのか、その思考が理解出来ない。
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