青森県八戸市で結核18人集団感染 09月18日 八戸市にある事業所に勤務していた20代の男性がことし5月に結核と診断され、その後、元同僚などこの男性と接触していた18人が集団感染していたことがわかりました。 八戸市保健所によりますと市内にある事業所に勤務していた20代の男性が、ことし5月、転居先のほかの県で結核と診断されました。
このため、八戸市の保健所が5月末から今月11日まで事業所の元同僚など男性と接触があった関係者55人に健康診断を行ったところ、20代から40代の男性合わせて18人が集団感染したことがわかり、このうち、2人は発症したということです。
厚生労働省によりますと青森県内で結核の集団感染が確認されたのは2021年以来だということです。
八戸市保健所によりますと今回の感染が拡大する可能性は低いということですが、せきやたんなどの症状が2週間以上続く場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。 |