20年近く前から熊の生息数が増え過ぎていると、 野生動物に詳しい人達が指摘していました。
例えば動物写真家の宮崎さんは里に近い林道に設置したカメラに、 沢山の熊が写っている事をブログや著書で公表し、 熊が予想以上に増えており早く手を打たないと、 人間への被害が大変なことになると警鐘を鳴らしていましたが、 実際にその通りになってしまいました。
専門家はその事実に目を背けて 「熊の数はそれほど増えておらず安易な駆除は絶滅を招く」、 「人間が熊を正しく理解して正しく恐れれば被害は防げる」 などと言って保護政策の続行を提言をしました。
それを真に受けた行政は生息数を減らす取り組みもせず、 せっかく捕まえても山に逃すなどと言う愚行を繰り返して来ました。
そして気づいたら山が熊で満ちて里に溢れ出して、 いくら駆除しても追いつかない状態を作り出してしまいました。
最近の熊被害の増加は専門家や行政が作り出した人災と言っても良いでしょう。
【カメラリポート】宮崎学さんに聞く 2010年8月19日(木) https://ina-dani.net/topics/detail/?id=26827
|