公明党の石井啓一代表が落選…埼玉14区、重複立候補せず 10/28(月)
厳しい表情で開票センターに入る公明党の石井代表(27日午後10時25分、東京都新宿区で)=守谷遼平撮影 公明党の石井啓一代表(66)が、埼玉14区で落選した。公明は党運営体制の抜本的な立て直しを迫られることになる。
落選確実の丸川珠代さん、感情を抑えた表情で髪をかきあげた
国土交通相や党幹事長などを歴任した石井氏は、9月の党大会で山口那津男氏の後継として代表に就任したばかりだった。石井氏は中選挙区制だった1993年衆院選で初当選後、現行制度下では比例選で当選を重ねてきた。11選を目指した今回、初めて小選挙区選に出馬し、比例選には重複立候補しなかった。 公明代表の落選は、2009年衆院選で当時の太田昭宏代表が落選して以来、15年ぶりとなる。
自民・公明「過半数割れ」で政局に突入か、想定される三つのシナリオ…追加公認・一本釣り・連立 2024/10/27 第50回衆院選は、メディア各社の開票速報によると、有権者は自公政権に対し、厳しい審判を下したようだ。 「自民党派閥のパーティー収入不記載事件」を受け、選挙戦では「政治とカネ」の問題に関心が高まった。与党が勝敗ライン「自公で過半数(233議席)」を下回る見通しとなったことで、永田町は今後、波乱含みの政局に突入しそうな気配である。 |