日本は、バブル崩壊後から2000年前後にかけて最悪100年続いておかしくない国家戦略ミスに至ってるから、もはや、他人を押しのけてまで総理総裁になる旨みもない。父純一郎氏や、第二次安倍内閣の晋三氏のような長期政権樹立の条件が揃うかは自民党ほか既存の政党での政治活動である限りは向こう数十年、何とも言えないだろう。なぜなら、純一郎氏のような、ある意味おいしい状況は二度と訪れないだろう、起死回生の一手「アベノミクス」は一定の成果を収めたものの大成功とは言い難い上に、ここから先は益々、日本の国家戦略ミスやG7の世界戦略ミスを露呈するような事態が次から次へと起こっておかしくないからだ。中立国の本音と今後の動向をケースバイケース・シミュレーションすると、正直ゾッとするね。さて、G7の世界戦略ミスであるが、バブル崩壊後の日本の国家戦略ミスに端を発したものがどれだけあっただろうか検証してみるといい。結構な割合を占めていたりするのではなかろうか。
諸々を念頭に入れると、余程おいしい局面ならまだしも、総理総裁などやってられない。こういう時は、決して無理はせず適度に存在感をアピールしつつ、他人にババを引かせる、そう、厳しい時を乗り切る時の例の政治手法に限るのではなかろうか こういった観点からもトータルで考えると、フリなのか、一見すると天然、その言動は時に奇行にも見える進次郎氏の政治活動も亦、こういう時用の賢い政治活動なのかも知れない。
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