岸田派まで党内5派閥がそろって、政治資金規正法に違反することを やっていたことが明るみに出た。20万円を超えるパーティ券購入に ついては報告書に記載することを義務付けているが、これをきちんと 記載せず、過少申告をしていたということだ。このようなことについ て告発するのが相次いでいる。 また国会でも論議がされているが「裏金作り」の疑惑が指摘されている。 この行為は意図的だと思われる。政治資金のことは政治家自身が何をして はいけないか、何をして良いかを一番よく知っているはずだ。なのに毎年毎年 同じことが繰り返されるのはなぜなんだ。有権者をなめているのではないか。 ある新聞は、「構造的に行われてきた可能性がある」「裏金作りの仕掛けも潜んでいる」とも指摘している。 政治資金はいったいどこにどのように消えているのか。海外土産代、贈答品代という支出はどこから出ているのか。報告書によれば林芳正前外相の24件72万円など(山際、西村)が新聞に掲載された。「適正な政治活動の経費」と林事務所は言うらしいが適正だろうか。 パーティ券のノルマを超えた分は派閥から還元され、自身の収入になる仕組みもあるという。 22年度の過少記載も明るみに出ようとしている。 自民党は国民をバカにしているようにしか思えない。
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