大阪で開催される2025年の大阪関西万博について、「負担増は納得できない」が75%に上っている。なぜ、これだけの不信や疑惑がもたれる中で、再び大阪を会場にして開催されなければならないのか。開催費用は会場整備費2350億円とかいわれ、協会はさらに500億円の上振れの見通しとかいう。政府はこれにさらに200億円の整備費を調整しているとも、新聞は報じているし、どこまで費用が膨れ上がるのか。当初は18年時点では1250億円の見積もりであったのに、20年になると熱中症対策だとして1850億円に増額。そして今年10月には、物価高騰などを理由に2350億円。1,9倍にも膨張した万博整備費ととしている。 新聞報道では、これをさらに上回りそうだ。国、大阪、財界で3分の1づつ負担すると言うが、これでよいのだろうか。国民負担が大きくなっているが、ここまでして開催しなければならんのか。 大阪の吉村知事は万博認知度が低いとして、「東北の魅力も発信したい」と思い付きなのか、つけたしなのか発言しているが、バカにしないでほしい。どうして、東北開催が当初からないのかも問題だ。税金は関西大阪で使うのか。 そもそも、大阪や関西の住民がこの開催には不信を持っているように思われる。 リングも万博が終われば取り壊すのに、多額の費用をかける必要があるのか。 資金、税金を使う先は沢山あるのにここに振り向けるのは納得いかない。 なぜ大阪なのか。なぜ東北ではないのか。 |