選挙が終わったばかりの11、12日に共同通信は緊急電話世論調査をした。それによると、改憲について「急ぐ必要はない」が58%。改憲勢力が3分の2以上の議席を確保したという割には、有権者は改憲を重要視していない。何を重視して選挙されたのかの問いには「物価、経済対策」が42、6%、「年金、医療、介護」が12、3%、「子育て、少子化対策」が10、4%の順で、「憲法改正」は5、6%しかなく、原発、エネルギー、コロナと同水準であった。 これらから見えるのは、有権者国民は憲法改正をそんなに期待していないと言える。自民党支持層でも憲法改正を急ぐべきが47%、急ぐ必要はない48、6%であった。 |