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ムンクの叫び

2016年02月08日

記事提供 (株)MIRAI(ユ・アイ・リサーチ/シークレット・アシスト)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

40代の男性から、一本の電話が鳴った
「盗聴器があるかどうか調べられますか」
「絶対に付いているのですぐに来て欲しい」
「絶対」という言葉を発したら、妄想の可能性がある依頼人である
長年やっていると口調とかでも判断できるようになるものだ

女の人と調査料金について、相談をしている会話が聞こえる
きっと、母親が支払うのだろう
無職か休職中で、仕事につけない状態の人が多い

すぐに来て欲しいというので、現地にたどり着くと
玄関先で、タバコを吸っていた男性がいた
すぐに、依頼人だとわかった
髪はボサボサ、髭もボーボー、歯は黄色く染まっていて
しなびたジャージ姿であった
玄関先で「●●さんですか」と尋ねると
人差し指を口元に立てて、しかめっツラをされた
盗聴されているから声を出すな。という意味である
身振り手振りで契約を交わしたあと、調査に入った

発見器をかざしながら部屋中を歩いていると
ちーさな声で「そこじゃないよ」と
人差し指で床をトントンして「この下にあるんだよ」
眠りにつくと、ここから「寝るのか・・」と聞こえるんだ
一般人が聞いたら、身の毛もよだつ話である
(汗)あ・・あのですね
「盗聴とは目には見えない電波が飛んで・・」と説明するのだが
首をひねり、舌打ちをするだけで全く聞く耳なし

今度は天井を見てこう言った
「覗かれているから、ふさいだんだ」
10cm位に切り取ったガムテープが十数箇所も貼られていた

奇行は過去にもたくさんありました
■玄関や家周りに小麦粉を散らす
■タンスの引き戸や窓に大きな鈴を何個もつける
■誰かに狙われているからと南京錠を三個重ね付け
■一つの部屋に御札を5個以上も貼り付けられていた
この手の依頼人の共通点は
誰かに【狙われている】【監視されている】【話が漏れている】

【誰かに】って誰ですかと聞くとほとんどが判らないと返答する
この手の依頼は盗聴電波などキャッチしない
依頼人はこう回避してくる
「誰かが遠隔でスイッチを切った」
「調査することがバレたから一時撤去された」
そして調査は空振りに終わる
そしていつも思う
【何故、こうなってしまったのだろう・・】(悲)

普通の人が体験するものとしてデジャブがあります
ん、この風景、前にも見たような気がする・・の感覚です
あとは、天井のシミが動物に見えたり
夜に木が揺れると幽霊と間違えたり
このような錯覚体験は誰しもあると思います。が

意識が鮮明な時の幻聴・幻覚は疾患の疑いが大です
幻聴にはちょっとした種類があります
■自分の想いや考えが外部から声となって聞こえること
■自分のことを複数の人が噂している声が聞こえること
■自分の考えや行動を批判的に解説する声が聞こえることです

幻聴が聞こえてくるときは精神が弱っています
■自責の念にかられたり
■マイナスの気持ちをさらにマイナスにしたり
■他人の言動を大げさに妄想したり
「不安・不眠・孤独・過労」になっているはずです
先ずは、相手にしないという姿勢をとりポジテブに!!

依頼人が、どうしても、実態を録音したいと言い出したので
ICレコーダーを貸し出す際に、勇気を出して
「録音されないときは幻聴の可能性がありますよ」と言うと
「探偵も警察と同じ事を言うんだな・・」と睨まれた(汗)

【ムンクの叫び】という有名な絵画をご存知ですよね
私の心、頭の中はあんな絵の感じなのです
あれは、ムンクさんが幻聴を聞いて恐れおののいている絵で
精神的に病んでいる片鱗を表したものなんだそうです

数日後、連絡があった
性能が悪いせいか、いまだに録音に成功していない。と
それ、良いレコーダーだってば・・(汗)

依頼人自身も精神疾患にかかっていると理解しないうちは
誰に叫んでも変わらぬまま、悲しい実態である

はい。回収撤収・・・

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