Googleストリートビューは探偵にとっても大変重宝している
ネット環境があれば遠く離れた住居地や景色を見ることができるので
調査をする場所が遠方の時の下見によく利用することがある
残念なことにGoogleストリートビューは悪用されることもある
空き巣や、侵入盗の下見に使われてて
犯人たちがターゲットを絞るためのアイテムになっているようです(-_-;)

これらのサービスは個人情報には触れないの?という話になるのですが
その答えをネットから抜粋したところ
■住所から特定の個人を検索したり個人名から住所を検索したりすることは
できないから個人情報にあたらない
■住居の外観については表札が読める状態などの例外を除けば
誰の住居か特定できないものであるから個人情報にあたらない
■車両のナンバーが映っている場合は所有者の個人情報を調べるには
ナンバー情報の他に車台番号が必要とされることから個人情報にはあたらない
■人の姿が映っている場合は顔にぼかしを入れるなどの措置を講じた上で
公開している限り個人識別性を欠いているため個人情報にはあたらない
ということで、いいあんばいに個人情報から逃れている気がしました

初めて来社された方に『Googleを見てから来たのですが探偵さんは
黒っぽい●●に乗ってるんですね?』と言われて
買い替えをして別の車に乗っていたからまだ良かったのですが
自分自身のGoogle情報ともなると嫌な気分になるものです( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ

手軽で便利といえばTwitter、Facebook、LINE、Instagram
実際にヤッテいなくても閲覧が出来るように登録だけでもしていることでしょう
SNSで名前や職業をオープンにしている方はいらっしゃいますが
住所までオープンにしている方はいません
当然ですよね、ストーカーや空き巣の被害にあってしまう可能性がありますし
悪意を持った人に住所を知られてしまったら始末に負えませんからね

身バレさせているのは自分自身だったりもするで気を付けてください
写真の投稿はカメラを向けた全てを投稿してしまうので注意が必要です
自宅の二階から外の景色を撮った写真は住所を特定される危険な写真です
虹でも鳥でも山でも窓にひっついた虫でも、うしろの景色が写れば危険です
自分では何の変哲もない何処にでもある景色だと思っていても
地元の人にはハッ!と簡単に気付いてしまうコトがあるので
自宅から写した外の景色は安易に投稿しない方がいいです
自宅そのものの投稿はもっと危険ですぞ
自慢したい気持ちはわかりますが『俺の新居だぜ!』などと投稿しちゃいけません

ちなみにカメラで撮影した画像ファイルには「Exif」(イグジフ)という情報が含まれます
そのまま投稿すると撮影日時や位置情報などが漏えいする可能性があるのですが
大手 SNS は画像を公開するときに自動で「Exif 情報」を削除する仕組みになってます
でも全ての SNS が「 Exif 情報」を自動で削除してくれるとは限らないので
手動で削除する方法も自ら押さえておきましょう

いつだったかな
妻が浮気をしていると確信を持って30代半ばの依頼人が来社しました
恥じらうことなく『妻が消し忘れた写真です』といってスマホの画面を向けてきました
その写真は、馬乗りになった妻を下にいる男が妻の様子を撮影したもので
上半身、裸のエッチ真っ最中顔の妻のうしろは男の部屋の様子が写っていました
調査の依頼はこの一枚の写真から男の部屋を特定してほしいというものでした
見た瞬時に想像できたことは、とにかく古い、1Kか1DK、角部屋
独特な扉でキッチンと仕切られていたので探し出せる自信がありました

私はすぐに不動産屋さんサイト情報を漁りました
『現在、取扱中のお部屋はありません』となると、間取りさえ載せないものですが
サイトから削除しきれていない不動産情報もたくさん残ってたりします
ＹａｈｏｏがダメでもGoogleなら出てくるとか
androidがダメでもiPhoneなら出てきたりすることがあります
現在、募集中の部屋であれば間取りはもちろん内観の写真を数枚は載せています
少し高めの部屋になってくるとYouTubeで隅々まで紹介してくれるときもあります
先住者さんは自分の部屋を覗かれてる感じがして、嫌だろうなって思ってしまいます

ある意味Googleのストリートビューより過激な不動産屋さん情報のおかげで
たった一枚の写真から、妻と浮気をしている男性の部屋が
一日もかからずに判明、さすが情報化社会あっぱれです

P.S 当社も時代の流れに沿って公式LINEでのトーク相談を始めようかと思います