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連れ去り

2017年07月03日

記事提供 (株)MIRAI(■ユ・アイ・リサーチ■シークレット・アシスト■こころん)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

妻が性格の不一致を理由に離婚をしたいと言い出した
離婚をやたらと急かすので不信感を持っている
今度は「とりあえず子供を連れて出ていく」と、言い出したので
「お前が、1人で出ていけば・・」とい言うと無反応だった
どうやら、妻も子供だけは手放したくない意図が伝わってきた
依頼人自身も、親権だけは、ほしいと話していた

離婚理由が不自然(心当たりがなく)で《離婚を急ぐ》ことは、怪しい
男でもデキたんじゃないの。と真っ先に思いついてしまう
このケースで重要なのが
家を出ていく前から男がいたかどうか?という点になる
出ていかれてから、男の存在を暴いても
《夫婦関係が破綻後の男性関係であった》と主張してくるはず

勤務終了後から帰宅までの、妻の行動調査の依頼を受けた
妻は調査初日から、すぐに帰宅せず
とあるアパートに入っていくところを確認した
ある日には、アパートで夕食を作ってから、子供を迎えて帰宅
勤務の無い日は、子供を●●園にあずけた後
アパートに入り浸っていた
アパートの住人を確認すると、勤務先の●長だったことが判明した
離婚を焦る理由はここにあった

依頼人はこの報告に、激怒しながら
不倫するような母親に親権はとれませんよね。と強く話し始めた

ん~・・調査依頼時にも話をしましたが
《配偶者の浮気が理由で、親権がとれる》という法律はないのです
親権のことは夫婦関係とは別として考えられてしまいます
と、再助言すると
そうなんですか・・(-_-;)と不納得な顔をして
報告書をギュツと握りしめて事務所を後にした

それから2か月後、依頼人から電話が鳴った
いい知らせか、悪い知らせか、ドキドキしながら電話に出ると
「浮気をしていると、いろいろと不利になるから
子供を置いて出ていってくれ」と、伝えたところ
●歳の子供を連れて家を出て行っていった。という

悪知恵を使ったな。。と思った
連れ去られてしまうと圧倒的に不利になってしまいます
しばらくしてから、婚姻費用(生活費)の要求を申し立ててきたり
子供との面会を求めたとしても一切、会わせてくれなくなります

離婚となれば、父か母のどちらかだけが単独親権を得ます
親権を得る方は、様々な要素から判断されるはずなんだけど
「監護継続性の原則」が親権問題をドロドロにしています

監護継続性の原則は
子供の暮らしている環境をコロコロと変えない方がいい
という考えに基づいたルールである
このルールは、なかなかに調停や判決で重視されいます

妻が子どもを連れて別居した状況で
調停や裁判になってしまえば、子供はそのまま
妻と一緒にいたほうがいいんじゃない。という判断に傾きます

「妻が浮気したからこうなった」
「子供をほったらかして遊んでいるんだぞ」
「浮気相手に虐待されたらどうするんだ」
こんなこと主張してもなかなか聞いてくれません
【連れ去りの過程に関係なく】
子供の身柄を押さえている方の味方をする傾向にあります
監護継続性というルールが連れ去りを助長しています

連れ去られた方は
「先に連れ去れば良かったのか」となるのは当然です
その通り、日本の法律では、親子関係を維持したいのなら
先に連れ去った方の勝ちといっても過言じゃありません
ある弁護士も、ボソッと言ってましたね
親権争いで「連れ去られたら、お手上げだ~」と(-_-;)

こんな調査事例もありました
親権が母親になってしまい離婚が決定
その父親から、依頼を受けて、小学校3年生くらいの
男の子の素性調査したところ
3人でスーパーで買い物中、当時不倫相手だった男性が
子供の頭をバンバン叩いてました
シューズは、ボロボロ穴が開いたやつを履いてて、可哀相だったな
調査中、子供の笑顔は、ありませんでしたね

こーゆーのって、虐待に繋がっていくんじゃねーの
連れ去りが有利だからって
ろくでなしの親が連れ去った場合、事件も起こりかねないべ

逆に《子供を連れ去ると親権をとるのは不利になる》の
ルールの方が、子供のためにじっくり話し合うことができる
のではないでしようか
まともな話し合いもできない不平等な《連れ去り》はダメです(-_-;)
 

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