ある男性４●才からの依頼

ターゲットは３●歳の彼女。同棲して半年
彼女は、バツイチである
最近、帰宅が少し遅くなってきた
しかも、タバコを吸ったことのないのに
タバコのニオイがプンプンする日に限って
遅い帰宅
食品関係の仕事だからそのはずがない
しかも、最近２人の関係が冷めかけている

ある日、彼女のバックの中身をみてしまう
２週間前に撮影したプリクラがあった(-_-)
男性と、もう1人可愛い３歳くらいの女の子が
２人の間に挟まれていた
普通に見れば、家族にしか見えない写真だった
依頼者はバツイチだが子供はいないと答えていた

調査開始
会社帰りにあるアパートへ立ち寄り
約１時間ほど滞在して、帰宅した
翌日、アパートの住民を調べると
プリクラ男性と子供が住んでいることが判明
たまたま郵便物が投函されていて
男性の名字も判明した
その名字は、ターゲットと同じだった
本当に、多くある名字なので断定は出来ないが
プリクラ男性は元夫の可能性がでてきた
ターゲットは１日おきくらいに、アパートに
出向いては帰宅する
ターゲットが休みの土曜日がやってきた
土曜日、依頼人は仕事である
ターゲットは、イソイソとそのアパートへ
家族分??の洗濯物を干す姿を捉えた
その後、３人は大型ショッピングセンターへ
ゲームコーナーで女の子が、ターゲットに
｢ママ!!｣と呼ぶのをしっかりと調査員が聞いた
次には、男性にむかって｢パパ!!｣と呼ぶ・・
私達は元旦那と断定した

その日、待ちきれない依頼人に
調査結果を、口頭で全て説明した

翌日、ターゲットの口からすべてを聞いたと
興奮気味で事務所へやってきた
実は、１年ほど前から別居中の家族だったのだ
別居中に夜のバイト先でターゲットと
良い関係になった。ターゲットは
いずれは離婚をしたら、全てを話して依頼人と
一緒になろうとしていたらしい
しかし、３歳の子供のことを考えたら
だんだんと、気持ちが変わってきていた
決定的なのが
別居中の妊娠。夫との間の子である
妊娠を確信した日から、家族に戻ろうと
決心していたらしい。その他ペラペラ・・・

依頼人はとても悔しそうに
度々泣きながら私に話してくれた
私はターゲットを訴える話をしてみたが
依頼人はターゲット家族のことを考え
この事件を墓まで
持って行くことを決心したらしい。偉い(^_^;)