社内不倫が禁止されている会社からの依頼であった
社員数は16人程度の会社でそこの事務員26歳と作業員32歳が
ダブル不倫の関係にあると会社にたれ込みの手紙が送られてきた
今思うと、その手紙は、どちらかの配偶者の仕業だったのかもしれない

月曜日に２人とも有給休暇の届けを出していることから
調査日は土・日・月の３日間に絞られた
どちらの車輌で動き出すか判らなかったので、双方の車輌の尾行をすることとなった
日曜日、9時40分車輌がほぼ同時に動き出す。たれ込みは情報は真だったようである
２台の車輌が、八戸駅付近の立体駐車場へ並んで到着。非常いいアングル映像である
女性が運転席から降りて、男性の後部座席に乗りこむ

車輌は八戸インターへ、そして盛岡方面へと走行する
車輌は二戸のパーキングへ、２人はトイレに行く、女性はここで助手席に乗りこんだ
車輌は盛岡インターで降りてイオンへ。このパターンは八戸の不倫カップルの定番である
2人は、盛岡のイオンでショッピングを楽しむ。そして昼食は盛岡冷麺の有名な店で食べた

再び、高速へ乗り車輌はぐんぐん南へ走行、花巻インターで降りる。と、なれば
花巻温泉郷を想像する。その想像通り車輌は温泉郷へ。お泊まりであろう
これで証拠確保である。この瞬間はいつもごっつりする
2人は、撮影中の調査員に気づくことなくロビーで並んでチェックイン、遠方まで来たんだから
誰の目を気にすることなく手を繋いでいた。我々も旅行気分で、チェックインする事ができた
部屋の階が違うため、まずはロビーで待機することとなった
17時30分2人が浴衣に着替えて手を繋いでエレベーターから降りてくる。激写
その後、入浴し、そのまま夕食のためバイキングへ
夕食を済ませ、エレベーターに乗りこんだので、浴衣姿の我々も一緒に乗りこみ同階で降りる
そこで問題が発生した。2人は別々の部屋へ入室。なんとまぁ・・・

完全なる不貞の証拠が・・・・ 10分、20分経っても同室へ合流しない。階には監視カメラが設置されていたので
張り込み時間の限界が近づく。焦る。結局合流する場面は撮れず翌朝にかけることにした

2人が同じ部屋にいること、一緒に出てくることを願ってバッテリーが1時間しか保たない
小型偽装カメラを部屋に向けて仕掛ける
2人がロビーへチェックアウトをしにやってきたので。偽装カメラを回収へ
すぐに再生、確認するとそこには2人がカバンを持って一緒に出てくる姿が映し出されていた
感無量の瞬間である
2人は盛岡駅付近でショッピングをして夕方八戸に戻った
その後、この2人は解雇されたかどうかは定かではない