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客観力

2018年12月10日

記事提供 (株)MIRAI(■ユ・アイ・リサーチ■シークレット・アシスト■こころん)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

依頼人は●務●で、容姿も良く真面目そうな男性だった
悪く言えば、カチンコチンな考えの持ち主でした(-_-;)
調査依頼は、交際して5カ月の彼女の行動調査です
日増しに、彼女の不審点がどんどん浮上してくるそうだ

彼女に対する不審点はザッとこんな感じだった

■彼女のアパートを訪ねた際に見知らぬ男性が
出口から出てきたように見えたので絶対に男がいるはず

■アルコールを、ほとんど飲まない彼女なのだが
冷蔵庫脇にある焼酎が、少しずつ減っているから絶対に男がいるはず

■22時~23時まで、メールの返信が遅かったり、無かったり
彼女は「お風呂に入る時間」というが
男が部屋に来るタイミングに違いない

こんな理由で大金をかけて依頼するのか??
望む結果が出ずに依頼したことを後悔するパターン
と、探偵は知っています

いざ、調査をしますと、こんな感じでした
■私が彼女の帰宅した時間を、18時15分と伝えると
「帰ってきたよ」と彼女から連絡が来たのは18時30分だったから
「男がいるのは間違いないな!!」と断定する始末
調査上、男の気配さえこちらから報告していないのに
この性格、すごくないですか(-_-;)
その後、調査をしても、追加しても、結果は白
彼女の行動は灰色に染まりかけようともしなかったのに
なんでもかんでも黒に近づけようとする言動に対して
イラッとしちゃって
思い切って「そんな自分に疲れませんか」と問うてみた

そしたら速攻返事が返ってきまして
「もう、大丈夫です」と調査の打ち切りを告げられた
報告書は要らないといわれ、後味の悪い終わり方をしたっけな~
依頼人は、自分に絶対的自信があるから
私の話なんて、真に受けないだろう
と、性格を知り、仕方ない。と、受け流すしかなかった
【どうか、客観視できるようになって、間違いに気づいてくれ】

で、調査歴22年
思い込みでの最近の大失敗を笑ってください

浮気調査の際に夫の車両を尾行すると
とあるアパートの前で、女性を乗せてラブホテルへ直行した
その時、アパートの駐車場には、車両が3台しかなかった
容姿も良く美人さんの運転しているのは高級車と判断してまった
残るは軽自動車と古いコンパクトカー
高級車が停めていたスペースには部屋番までついていたから
スビート解決だぜ♪♪と
有頂天になりながら調査を続けていた

最終ラウンド、部屋から出てくる映像を待ち構えていたら
別人が出てきたのですたい(-_-;)
結果、美人女性は年式の古~い、サビついたお車を使用していた

私は、絶対的な自信を持っていた
調査員のチョットした話を真に受けなかった
客観視できない自分に情けなさを感じた
バカだったな~
慌てて失敗しないようにするには
客観力、大事っすね(*^^)v

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