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妄想

2017年10月08日

個人が特定されないように実際の内容から変更している場合があります。

相談者は、60代後半の男性で、人のよさそうな口調で、話し始めた
被害の、ほとんどが、眠り始める頃に始まるという
トントントン、ダンダンダンと物音が断続的に聞こえてくるから
誰かの悪戯かと思って、すぐに家の外に出るが誰の姿もない
「これだけ巧みにできるのは、きっとプロの仕業だ。」という
明らかに、被害妄想である

私に電話する前に、警察に電話相談をしたら
精神的なものかもしれないから、病院に行け。と言われたらしい
その通りである。病院に行くのが最優先なのだが
被害妄想の方は、人の言うことを信じません、聞きません
相談者は警察に相談しておきながら
「ヤッテルのは警察しかいない」と言うし
終いには「あんたらもグルか」と言われた

被害妄想の方から依頼を受けたら、ひとたまりもない
《ラチがあかない、どうしようもない、打開策がない》
なので、私も一旦病院へ行ったらどうかと
何度も電話を切ろうとするのだが
やたらと、食い下がってくるので
じゃ、一度、お話を聞きましようと。面談の日時を決定した

数時間後、電話が鳴った(やっぱりな~)
「少し考えてから、また電話します」とのこと
折角、時間をとったのにイラっときてしまい
「二度と電話しないでくれ。」と冷たくあしらってしまった('◇')ゞ
関わると、ろくなことがないし、時間の無駄なんだもん(-_-;)

調査員にこの話をすると
「・・らしくない、対応」と、言われたので、謝罪の電話をいれた
数日後、どうしても、調べてほしいと電話が来た(ほらな)
後日、自宅に伺うことになった

本人の言う通り、一見、ただの小屋住まい
部屋の中にトイレがあるようなつくりに独り暮らし
カーテンは締まりっぱなし
でも、物も台所も、綺麗に片付けられていた
座布団を出してくれた
コーヒーも出してくれた
礼儀も、ちゃんとした、真面目な人だった

妄想劇場が始まると、人が変わったよーに話し始める
■車を運転していると、後ろからライトをあてられる
■信号待ちをしていると、隣の車の人にニヤッと笑われる
■岸壁で、一服していたら、老婆が乳母車を押して向かってきた
■誰かが、監視していて、いつかは、殺される
現実的ではないのに、すべて、病的に強い確信を持って話す
誰が、反論しても、耳なんて傾けません

病的な妄想の最大の特徴は、その【異常な確信】

「おれは病気じゃない」って言い張る
こんな相談者に会うたびに、気の毒でならない

言動に一貫性がなくなる
作業が遅くなる、話を理解しにくくなる
コミュニケーションが難しくなる
集団生活ができなくなる
外に出れなくなる
1人で悩み続ける
自分の悪口を言われていると思い込む
ありもしないことを考え過ぎて被害妄想が激しくなる
幻聴が聞こえる
幻覚が見える
社会的に引きこもる
記憶力の減退
自殺する
事件を起こす

よくよく、話を聞くと離婚はしていないが
現在、別居中だという。家族にも見放されたのだろう・・・

以下私の、空想と想像です
カメラとレコーダーを仕掛けましたが
何も、映ってませんでした。精神的な問題かもしれませんね
「そんなはずは無い」
一度、病院へ行ってみてはどうですか
「俺は、病気じゃない」
ハイ、報告書、これで調査終わりますね
「お前も、グルだったのか、金返せ、警察に言うぞ」


こんな空想と想像をしたので
「病院に行って異常がないと言われたら調査を引き受けます」
といって、面会を終了した

このように空想や想像と「妄想」を持つことは全く違います
正常な精神状態であれば「妄想」を持つことはありません

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記事提供 (株)MIRAI(ユ・アイ・リサーチ/シークレット・アシスト)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされて21年以上の探偵事務所です。
個人情報保護の為、記事の内容は実際の出来事に脚色している場合がありますが、
実際に依頼のあった事件を元に記載されています。

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