文字サイズ

八戸Webマガジン

オラシティ八戸

Yahoo   Google   goo   livedoor

最新記事

HOME > 週刊 八戸の探偵日誌 > 依頼人の裏切り【最終章】

依頼人の裏切り【最終章】

2017年09月30日

個人が特定されないように実際の内容から変更している場合があります。

【前回からの続編で今回完結編です】

おばあちゃんとの話し合いも、最終日がやってきた
少女を宿泊先のホテルへ迎えに行き
指定の時刻に、おばあちゃんの自宅に到着した

私は、少女にとって、かなり厳しい内容の誓約書をテーブルの上に置く
早速、少女は署名、捺印をして、おばあちゃんの目の前に差し出した
すると「一晩でいいから、ココに泊まってほしい」と言うが
少女の答えは速攻、NOだった
「そんなに私が嫌なのか・・じゃ・・・書かない」とポッリ
二人は、しばらく口論になった

少女は民法上、制限行為能力者であり
後見人であるおばあちゃんが、YESと言ってくれないと何もできない
ガンガン文句を言った少女は自宅を飛び出し私の車に閉じ籠りました

おばあちゃんに「どうします?」と聞くと
延々と少女を育てるまでの、苦労話がはじまった

私が「これじや、私も必要ありませんね」と言うと
何を思ったのか、鼻をすすりながら、名前を書き始めた
そして、私に印鑑を差し出し「押してください」
と言われたので、私がハンコを押した

おばあちゃんは
「明日、一緒に、郵便局と携帯ショップに行く」と言い出した
郵便局は少女名義でまとまった資金を入れた通帳を作るため
携帯ショップは、少女が自分で携帯代金を支払うための手続きである
私は「では、明日●時に来ますので」と言って、自宅を後にした

私の車で待っていた少女に、「おばあちゃんが署名とハンコしてくれたよ」
と、伝えると少女は大喜びでした
が、私は、これでよかったのかな~。と複雑な思いでした
そして、少女をホテルへ送り届けた

おばあちゃんに、今晩は監視しませんよ。と伝えるため
夕方に電話をすると出なかった
無視されているのか、不在なのか・・
夜になっても、電話に出てくれないので
まさか・・(''◇'')・・と思い、自宅に行ってみると
居間には明かりが点いているし、人影もあり一安心したが
無視されていることから、何かが起こるな・・と、胸騒ぎがした

※話し合うために、八戸に連れてくること
※ホテル名を教えずによいということ、ホテル代も払います
※絶対に逃げないように監視してほしいということ
※話し合いの仲介役をしてほしいということ
これらは、すべて、依頼人達の申し出である
私は少女の肩を持ったわけではないし、依頼されたわけでもない
少女の思惑通りに、事が進んだ結果である

依頼は、おばあちゃんと、おばさんだったが
少女が八戸に戻ってきてからは
おばあちゃんが「私が後見人だから!!」といって
おばさんは話し合いに一切関わっていないし
おばさんも、そのことを、承知している

別件の調査で22時過ぎに街中を走っていると
その、おばさんから電話が鳴った「今、ホテルで監視してますか」と
言い方も、とても不自然だった
「話がまとまったし、逃げることもないので、監視してません」というと

「●子は、喜んでるだろうね~、顔も見てないし
最後だからさ、電話ちょーだいと、伝えて」と頼まれたので
少女に伝えると、今から電話します。と、渋々承諾してくれた

このタイミングで、私を尾行しているワゴン車がいました
嫌な予感が的中、警察と、ピンときました
適当に、街中のホテルの前に路上停車すると
後ろに、ビタッと止まりました

運転席に駆け付けた警察が、凶悪犯でもみつけたような顔して
「●さんだが?」と、問い詰める
私は「はい・・」というと
「●さん(少女)は、何処のホテルに泊めてるんだ」
というので
「依頼人の承諾がなければ言えません、依頼人に電話させてくれ」
というと
「こっちも、依頼されだんだ、ホテルを教えろ・・」と、どやされた

依頼人たちが、私を悪者にしたな。。と思った
血の気が引いていくのがわかった
相手は警察、どーしよーもなくホテル名を伝えた
この後、警察は、少女の部屋に突入し、確保したであろう

警察には民事不介入の原則があり
事件・事故・犯罪でない家族間のトラブルなどには介入しません
ただ、捜査を求める方法の一つとして被害届というのもある
と考えると、依頼人たちは、偽りで警察を動かしたことになる
警察も可笑しいよ
偶然、私の車を見かけたから、尾行した。と言ってたが
探偵は、公安委員会(警察)に届け出を出して営業しているのだから
一本電話をくれれば、事が済む話である
わざわざ尾行されて数人の警察に、街中で囲まれて、気分悪かったな~

お前は「ミン」で、こっちは「カン」だ。っていってた警察もいた
警察の職務で救われる人もいれば、陥れられる人もいる

こんな理不尽な人とは関わりたくないので
莫大な経費も貰っていません
依頼人の裏切りは、トラウマ記憶です

この事案から●年が経ち、少女は、大人になる頃である
いま、どうしているだろうか・・・
 

記事の感想

この記事の感想をお選びください

コメント投稿

鯖の水煮 さん

10月03日 21時17分44秒

毒親ならぬ毒後見人
絶対に一緒には暮らしたくないわ

感想 さん

10月04日 21時50分35秒

最初に手付金いくらと貰ってないのかね
警察代わりに探偵を利用しておいて最後には都合が悪くなれば
探偵を警察に通報とかやりたり放題の客もいるんだね
グレーゾーンぎりぎりでやる仕事は割を食うという話だな

お名前
パスワード
コメント
認証コード

※画像の中の数字を半角で入力してください

記事提供 (株)MIRAI(ユ・アイ・リサーチ/シークレット・アシスト)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされて21年以上の探偵事務所です。
個人情報保護の為、記事の内容は実際の出来事に脚色している場合がありますが、
実際に依頼のあった事件を元に記載されています。

八戸なんでも掲示板

掲示板入口

八戸・下田 上映中映画

時刻表