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帰省アルアル

2016年01月04日

記事提供 (株)MIRAI(■ユ・アイ・リサーチ■シークレット・アシスト■こころん)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

不倫者たちは年末年始の出会いを外すので
お正月は普通に休むことが多い当社ですが
「明日、なんとか調査してくれ!!」と
あけまして、依頼がありました(汗)

この夫婦は50代前半のタメさん
依頼人の夫は●●へ、対象者の妻は●戸へ帰省するとのこと
夫が運転する車両で●戸まで妻を送ったその日の夜に
●●時代の女友達と宴をするのだという
急な依頼なので調査員不足
一次会の場所やメンバーが判っていたので
調査は私1人と了承済みで、依頼を受けることにした

昨年のお盆にクラス会のため帰省後、様子が変になる
携帯はオープンだったのに、肌身離さずに
真夜中でも、メールのやり取りをするようになっていた
ロックはかけていないが、メールを削除
内緒で●台に行っていることも知っている
依頼人は男と密会していると予想していた
妻を送った後に、当事務所で契約をした後
市内のホテルで調査結果を待つとの事だった

店の出口が見える駐車場で張り込みをする
女3人が店の方に向かって歩いてくる
その中に、対象者を発見した
宴は本当のようで、無事に調査開始した
宴している様子が窓の隙間から見える席だった
相手は、▲子と■子だな・・
3時間が経過しても、3人以外の来店者は訪れない
このまま普通の宴で終わってしまうのか・・と思った頃
宴を終えた女3人が店を出てくる
2対1になり、バイバイすると、帰り道が分かれた
帰宅か、迎えか、タクシーか、密会か
それより、私1人で尾行、大丈夫か(汗)・・緊張の瞬間だ

対象者は歩きながら、バックからスマホを取り出した
酔っているのか声がかなりデカイ
「ごめーーん。遅くなった、今から向かうね」・・と
ハイテンションな声が飛んできた

その頃、ホテルで待機している依頼人から
「今晩▲子の家に泊めてもらうから」と
妻からメールがあったと知らせる電話が入る
▲子とはさっき別れたし、相手は男だよ。と(心中)
心配なのはわかるが、仕事中の電話は邪魔。と(心中)
「今、尾行中ですので。」と、さっさと電話を切った

対象者がコンビニに入店。ではなくて
すぐそこの、ビジネスホテルのエレベーター前へ
私は泥酔者のフリをして一緒に乗り込んだ
対象者が行き先ボタンを押す前に
「何階ですかー」と気遣いをしてくれやがった。やべっ(汗)
「みゃがせますぅ」と酔い言葉をかますと
呆れ顔でポンと行き先の階のボタンを押した
その階にたどり着くと
「部屋どごだびぇーー」と唱えながらフラフラと・・
対象者が入っていく号室を確認することができた(ホッ)

ここまでの報告を、依頼人に電話すると、ビックリ!!
依頼人は同ホテルの1つ下の階にチェックインしていた
依頼人の部屋に行って事情を説明すると
トンデモナイ形相に
おでこに【突入】の文字が見えるようだった

「自分は、探偵さんに依頼してません」
「自分がずっと後をつけたことにします」と言い放つ
暴力、暴言、脅しだけはやめてくださいね
不利になりますから。と伝えると
首を縦に振りサッと部屋を後にした
対象者は、袋のねずみの前に立ちふさがると
携帯発信と同時に、コンコンとドアを叩き始めた

マジ修羅場、やべーー。と思っていると
あっさりとねずみさんがドアが開く
依頼人は小声で「なにしてんのよー」と冷静に突入した
依頼人の冷静さに安心した私は
見ざる、言わざる、聞かざる、3ザルになり退散した

朝方、依頼人から報告メールがきました
まだ、妻とは、自分の部屋で話し合い中です
男は、●●時代の同級生で既婚者でした
今晩が初の予定だった。とのこと

初夜が本当だったら危機一髪でごザル
以上帰省アルアルでした
本年も東北調査業協会会員をよろしくお願いします

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